◆稲原:聞かれなかったです。兄貴とはいろいろ話す方だけど、オートに関しては普段から何も言われないし、今回も聞かれなかったです。ホント徹底してましたね。
ま:瑞穂さんは最初で最後のつもりだったんですかね?
◆稲原:それ、後で聞いたら、次も受けるつもりやったって言ってました。
ま・杏:へぇ~!
◆稲原:一番応援していたのが、(瑞穂さんの)母親だったらしいです。
ま:え~!そうなんですか?!だれか一人くらい反対しそうな感じですけどね。
◆稲原:ねぇ~、親もすごい覚悟決めないかんのに、瑞穂の母親は”私みたいにやりた事もやれんで、こんなんでもいいんか”って言ってたみたいで、瑞穂は逆に気合入れられたって言ってました。
ま・杏:へぇ~!
◆稲原:あと、タケシ(山陽:人見剛志選手)も小さい頃からかわいがってくれてたんで、気にかけてくれたり、瑞穂の合格を聞いた他の同期や先輩とかも、声かけてくれたりしてありがたかったですね。
ま:稲原さんの人柄ですね。
◆稲原:いやいやそんなことは。でも、同期も口では”仕方ね~なぁ~”なんて言いながら気にかけてくれるんでありがたいです。
杏:28期は面倒見良さそうな感じですしね。
◆稲原:そうですね。それに、周りがここまで食いついて来てくれるって思いもしなかったんで、ちょっとビックリしているところもあるんです。”姪っ子すごいじゃん”って言う言葉が、嬉しかったり、荷が重かったり、複雑だったりしていたんですけどね。
ま・杏:うんうん。
◆稲原:でも、自分が否定すれば瑞穂が”私がおらんなら良かったんかな”って思うかもしれないんで、今は”自分が100%の気持ちで応援してやらんと!”って思ってます。本人も期待100%で、今は毎日走り込んだりしているんでね。
杏:おぉ~!頑張ってるんですね。
ま:でも妹みたいな感じなんで、厳しく指導されてるところは見たくないですかね?