◆稲原:いやぁ~折れますよ。折れるうえに、落車ばっかしてたんで。
ま:えぇ~!あまり落車のイメージ無かったです。
◆稲原:そうですね、一時期無かったと思います。ちょうど1年前に4年ぶりかな、落妨して迷惑かけてしまって。それからまた1年空いて、今回の落車ですね。
ま・杏:うんうん。良くなったきっかけは何だったんですか?
◆稲原:ん~、エンジンですかね。前田(淳)さんにクランクを頂いてからですね。やっぱり良いエンジンだと勝手に車が出るし、押さえることを覚えるんでエンジンも大きいと思います。
ま:心が折れそうになっても、折れずにできたのって何があったからですか?
◆稲原:そうですねぇ…。やっぱり応援してくれる人がいたからですかね。
ま・杏:うんうん。
◆稲原:家族や友達はもちろんですけど、地元では声を掛けられることも多くて、当時も”頑張って~””焦ったらいけんよ~”って言ってくれるんですよ。
同期やグループの人はそんな甘いこと言ってくれないですけどね(笑)。
ま・杏:アハハハハ!どんなこと言われたんですか?
◆稲原:”明日がある”じゃなくて、今を頑張れ”って。
ま・杏:おぉ~!
ま:苦しんだ時期が長かったですが、優勝もしましたね!
◆稲原:もう6年前ですね。(2010年)1月に同期の大ちゃん(山陽:石橋大選手)が初優勝して、”次はお前の番だな”って言われたりして、そのすぐ後(2月10日)に優勝できたんですよ。
ま・杏:おぉ~!
◆稲原:大ちゃんとはロッカーも近いし、同期で一緒に頑張ってきた仲間の一人なんで、続いていけて良かったです。
ま:優勝の瞬間は覚えていますか?