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どん底の新人時代

◆稲原吉松さん(山陽:吉松憲治選手)と接戦だったんで、ゴールの瞬間は”どうだったんだろ”って思ってたんですが、掲示板見たら勝っていたんで。

:周りの人も喜んだでしょうね

◆稲原:そうですね。優勝の前も、同期が”気楽にいき~”って言ってくれたりして。だから優勝できた時、ハンパなく泣きました。


:うんうん。

◆稲原:10M前で優勝して、その後最重ハンになって、最重ハンでは1勝しかできんかったんですけど、SGにも出れて。

:SGはどうでした?

◆稲原:いやぁ~、厳しいですね。まだ似合わないです。(0M)オープンで、隣が貴也(浜松:佐藤貴也選手)で、その隣が浦田さん(飯塚:浦田信輔選手)でしたもん。
※2010年オートレースGP2日目11R (4着)

:わお!

◆稲原:わやでしょ。まず、2人の重圧感に怯えましたね(笑)。

:アハハハハ!

:でも2年で7勝のどん底からですもんね。

◆稲原:ホントどん底よね(笑)。その頃は面白くなかったもん。貯金も出来んし、遊びにも行かれんし、いつも家にいてて、親も空気を読んだりして、すっごい気を遣わせてしまいましたね。

:うんうん。

◆稲原:その分、今になって親孝行できてるかなって思います。

:おぉ~!

◆稲原:2人の兄貴が家を出てて自分だけ実家にいるんで、ご飯に行ったり、温泉に連れて行ったりします。母がお風呂好きなんで、普段も近くのお風呂屋さんとかに週に3回くらい連れて行ったりしますよ。

:親孝行!仲良いんですね!

◆稲原:そうやね。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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