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選手になったきっかけ~デビュー


◆小林:結局自信を持てないまま、卒業した感じでしたね。このまま卒業していいのかな、と・・・。
基礎体力とか体面はいいんですけど、とにかくバイクに乗れなさ過ぎて整備もできなさ過ぎてでしたね。

でも今思えば、3度目でやっと合格したので、合格したことで満足していた自分もいたかもしれなかったです。
選手になったあとのビジョンが見えていなくて、合格したことが目標達成というゴールになってしまっていて、少し燃え尽きていたところがあったのかも、と。今思えば・・・ですけどね。

:では不安を抱えながらのデビューとなったと思うんですが、デビュー戦はどうでしたか?

◆小林:試走落車だったんですごく覚えています。(試走)1コーナーで落ちました。
その日は雨だったんですが、乗れない自分が朝練習で結構イイ感じで乗れて、周りからも「ハンデもあるし普通に走れば1着取れる」って言われてて、変に勘違いしちゃって、その日の一番時計出してやろう!と気合が空回ってしまいました・・・。
師匠にも怒られるかな、と思いながらロッカーに戻ったんですけど、「雨であの車速で突っ込んだら落ちると思った。でもあれはあれでいい。」と、強気な姿勢を褒めてくれてあまり怒られませんでした。
師匠や先輩方は長い目で見てくれてるからそんな風に言ってくれたんだと思うんですが、自分はデビュー戦で1着取りたいと思って走っていたのですごいショックでしたね。



その後、初勝利もなかなか取れなくて・・・、それもすごく悔しくて・・・。
川口は自分とハルナ(益春菜 元選手)ユキオ(押田幸夫選手)の3人で、春菜はデビュー戦で1着取ったし、幸夫もその節くらいに取って、自分だけ1カ月くらい取れなくて、それも嫌になって、なんで俺こんなにダメなんだろうって思いました。

:それでもデビューして5年目となる2018年6月4日優勝決めました!デビュー当初のことを考える早く取れた感じでしょうか?

◆小林:そうですね、当時の自分からすると、5年だとそんなにかかっていない感じはあるんですが、自分は長く感じましたね。
同期のタカ(長田恭徳選手)が初消音で優勝して、仲のいいショウタ(小栗勝太選手)も1級乗ってすぐ優勝したりして、周りが取っていたから余計長く感じました。

:周りが優勝していく中、どのような気持ちでレースに向かっていました?

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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