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選手になったきっかけ~デビュー



※対談日:2020年10月上旬


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まっすぅ(以下ま):先日はG1初制覇おめでとうございます!

◆小林瑞季(以下小林):ありがとうございます!

:その時のお話も後ほど聞かせて頂きたのですが、まずは選手になった理由から教えて頂けますか?

◆小林:地元が川口で、小さい頃からオートレース場に連れていかれていて、ずっとオートレーサーになりたいなと思っていました。

:選手になるためにムエタイをやっていたと聞いたのですが。

◆小林:オートの試験を3回受けたんですが、選手になれると思っていたのに2回目まで一次で落ちてしまって、あれ?おかしいな、となって・・・
そしたらちょうど近くにムエタイのジムができて、友達と行ってやり始めたんです。ムエタイのプロになったら肩書きつくから有利になるかなあと思って、プロを目指しました。
キャッチコピー的なことがあった方が目に留まるかな、と思って(笑)。

:ん?ということは、ムエタイが体幹にいいからとか体づくりのため、とかではなかったんですか?

◆小林:全然違います!試験に受かりたいがためです!(笑)

:それで3回目の試験に挑んだんですね。

◆小林:はい!ムエタイのおかげかはわかりませんが、合格できましたね(笑)。

:ムエタイが今に生かされていることはありますか?

◆小林:ん~、太りにくい体質になったと思いますし、体幹も総合的に上がっていると思いますね。それが直接的にオートに結びつくかはわからないけど、良い方向にはいっているのかな、と思います。

:養成所はどうでした?

◆小林:自分は選手になるべくしてなった!と思っていたんですが、養成所では乗れなさ過ぎて理想と現実の差が大きすぎて、すごく嫌でした。俺こんなできないんだ・・・、向いてない・・・、と思っていました。


養成所では上からA・B・C・Dの班に分けられるんですが、自分は一番下のD班で・・・。



バイクに乗れなさ過ぎて、なしえ(藤本梨恵選手)やおかやん(岡谷美由紀選手)と3人で居残り練習やっていました。
なので養成期間中は、早く終わりたい気持ちとデビューできるのかな、という不安が半端なくありましたね。

:その気持ちはずっとあった感じですか?どこかで少しだけ自信を持てたようなことはありました?

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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