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選手になったきっかけ~養成所


◆長田:はい!でもサッカーも推薦で行ってたし、レギュラーで使ってもらっていたので、チームに迷惑がかかるなぁと思って・・・。
最初、怪我したって言って練習休んでて、その流れで監督に学校も辞めるって伝えてたら「なんで辞めるんか、試合に出れんけんか?」って言われて・・・。
それで本当のことを言いました。

「すみません嘘ついてました。実は夢があって・・・」、って、オートレーサーになることを伝えたら「それは卒業してからでもいいじゃないか」って言われたんですが、「すみません、実はもう受かってます」って話して、最後には頑張って、という感じでは言ってくれました。



同級生とかからも「このタイミングで辞めるなよ!」とか言われそうで、言わんつもりやったんですけど、先生からちゃんと言えって言われて話したらみんな”頑張れよ”って言ってくれて。
その後、サッカーのメンバーが40人くらい集まってパーティーみたいなものもやってくれて、養成所に行く日も見送りに来てくれて、寄せ書きの色紙ももらったんです。
それを見ながら泣いて・・・いないんですけどね(笑)。

:泣いてないんかーい!(笑)。ご両親の反対とかは無かったんですか?

◆長田:親もオートは知ってるから、最初話した時は”へっ?”って感じだったけど、親も”本気でやるならいいよ”って言ってくれて、目も悪かったんでレーシックも受けさせてもらいました。でも、納得してるって感じじゃなくて、せざる得ないって感じでしたね。
親も1発で受からんやろうし、っていう気持ちはあったかもしれないですね(笑)。

母親からは”卒業してからでもいいんじゃない?”って言われたんですが、卒業して就職や進学したら、その生活に慣れてしまって”このままでいいや”って感じになる気がして・・・。
だから、気持ちが熱いうちに受けたいなって思ったんです。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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