◆安藤:今でも楽しいよ。あとは業界が盛り上がってくれればね。
みんな一生懸命いろいろやりよるからね。
ま・杏:そうですね!
杏:思い出のレースってあります?
◆安藤:(日本)選手権やろ、オールースターやろ、ここのスーパースター、それは覚えとる。
杏:いっぱいありますね!
◆安藤:(1981年第13回)選手権はね、伊勢崎で事故レースやったんやけど、俺がすぐにアタマに立ったんよ。途中で且元(川口:且元滋紀選手)に抜かれて、その後そのまま4コーナー立ち上がったらゴールやったんよ。でも俺かたくなっとったんよね。ちょこっと張ったんよ、そしたら小林(山陽:小林啓二選手)から抜かれて3着になったんよ。ら~く(楽)に乗っとったら準優勝やったんやけどね(笑)。
ま・杏:へ~!
◆安藤:船橋(1989年第8回)のオールスターが、小松(浜松:小松久二一選手)と(浜松)鈴木章夫ちゃんが1・2番手を行きよって、俺が3番手を行きよったんよ。途中で抜いてアタマかな~と思ったら、飯塚(船橋:飯塚将光・元選手)にやられてね、準優勝。
ま・杏:あぁ~!悔しいやつですね。すごい、しっかり覚えてるんですね。
◆安藤:何年ってまでは覚えてないけどね(笑)。でも、悔しいと言う思いはあまりなかったね。優勝戦に乗れるだけでも嬉しいし、お立ち台に上れれば最高よ。
杏:デビューして初めての1着とか覚えてますか?
◆安藤:デビューして1着~?
ま:お!約半世紀前に戻りますよ(笑)。
◇全員:アハハハハ!
◆安藤:3級車は3級車よね。どうやったかな~。
杏:1着取るまでにそうとう苦労したのかなと思って。
◆安藤:どうやったかな~。ちょっとハッキリは覚えんね。
でも、これは覚えとるよ、飯塚の記念を優勝したんよ。その時にちょうど娘が誕生したんよ。
ま・杏:え~~~!すご~い!優勝した日に?!
◆安藤:そう、2月26日やから開設記念かね。レース後に”産まれましたよ”って聞いたんよ。
杏:ダブルで嬉しいですね。
◆安藤:涙が出たよ。
ま・杏:おおおおお!娘さん聞いたら喜びますね。
◆安藤:すぐに病院行ったよね。
ま:かわいかったでしょうね。
◆安藤:なかなかできんかったからね。嬉しかったよ~