◆岩田：今は考えられないですけど、今でも６０代とかで走ってる先輩たちは、たぶんオートレースがすごく好きだったり、バイクが好きな人だと思うので、長く続けられていることは羨ましいなと思いますね。
ま・
杏：うんうん。
◆岩田：あと、ロードからきてオートのいろんな仕組みにはビックリしましたね。杏：例えば？
◆岩田：縦社会もですが、一番ビックリしたのは情報交換。ま・杏：うんうん！
◆岩田：普通同じレースする人とまず口聞かないじゃないですか。ま・杏：うんうん。
◆岩田：”今日のタイヤは良かったよ”とか”このセッティング良かったよ”とか。
あと、落車あったらみんなで組み立てを手伝ったりとか。
でもレースは競い合うライバルで。なのにレース前とかよろしくお願いしますとか、終わったらありがとうございました。とか。
ま：ロードは無いんですか？
◆岩田：無いです。優勝した人におめでとうとかも無いです。ま・杏：へ～！
◆岩田：去年ロードを見に行った時に、クセで優勝した人に”おめでとう”って言っちゃって、あ、間違えたって思いました。ま・杏：アハハハハ！杏：左回りといい、もうオートレースが染みついちゃってますね。
◆岩田：はい、完全に。ま・杏：アハハハハ！
◆岩田：そういうのはすごいなって思います。あと、遠征の時とか「今節お願いします」っていう感じでお土産を渡したりするのも、遠征先で影山さんがいなくて自分一人だったりすると影山さん繋がりでいろんな人が助けてくれたりして。１人だったらなかなかできない事が多いので。ま・杏：うんうん。