杏:岩田君の転身の理由はなんだったんですか?
◆岩田:治親さんが転身してそういう道もあるんだなって知って。
最初は稼げると思ったのもありますし、ロードよりも長く選手でいられるということですね。
ま・杏:うんうん。
◆岩田:やっぱり、バイクに乗ることしかできないですからね。受かるかはわからないけど、受けてみようかなと思って受けました。
ま:転身を考えるとき、ロードではこの先厳しいなという状態だったんですか?
◆岩田:ん~、続けられても2~3年かな~っていうのはありましたね。やっぱりロードはお金もかかるし、バイク乗りたいけど続けるには仕事にならないかな~と思いながらも、バイクに乗りたいな~って。
ま・杏:あ~。
◆岩田:オートレースに受かってなかったときの、今の自分が想像できないですね。
ま・杏:へ~。内装業しながらロード?
◆岩田:ん~、体力的にもこの歳まで続けられたかな~って感じですね。
杏:そうなんですね。じゃ、今こうしてバイクで仕事を出来ていると言うことは良かったんですね。
◆岩田:そうですね。
杏:同じモータースポーツなのに違うんですね。
◆岩田:ロードは1回のレースで30分くらい走るんですよ。オートは2分くらいなので、長く続けられるのはそういうのもあると思いますね。
ま・杏:うんうん。
◆岩田:養成所に入る前に、治親さんの紹介で川口オート見に来たときに、ロッカーも見せてもらったんです。その時にメット取ったら親より歳の上っぽい人が走っててビックリしたんですよ。
杏:でもそれを見たら長く続けられるんだって思っちゃいますよね。
◆岩田:思いましたね。
ま:60歳になっても走りたいですか?