◆浜野:うん、勝つとかじゃなくて、一走一走、一生懸命やっとっただけ。
若かったし、チャレンジャーやったし。
ま:じゃ、取ったー!という感じではなかったんですかね。
◆浜野:うん・・・ってか、その当時の記憶があんまりない。
取ったからと言って自分は泣くタイプでもないんよ。
ちょっと恥ずかしいと思うところがあって、そう言うのを出しきらんから、表に感情を出せる感じじゃなくて。
杏:テレビとかも苦手ですよね?
◆浜野:うん。
ま:じゃ、(SG)取った実感もなかったんですか?
◆浜野:ない。全然なかった。
ま:でも翌年、(SG)日本選手権取ってますが。
◆浜野:そこは地元やったし、嬉しかった。
ま:このレースのリプレイを見たんですけど、結構接戦でしたね。
道中は浜野さんがスタート出ていって、貢さん(伊勢崎:高橋貢選手)が追走して、池田さん(船橋:池田政和選手)が後続から追い上げてきて、最終周回1Cで浜野さんを差して、浜野さんが最後差し返したレースだったんですよね。
◆浜野:うん。どのレースが一番印象に残ってるかって言われたら、それが一番って思うレースかな。
ま:でもその時も涙はなく・・・。
◆浜野:ないね~。
ま:そして、翌年さらにSG制覇(全日本選抜)してますね。
◆浜野:ここ(船橋)でね。それはよ~覚えとる。優勝戦の朝練は何度も練習に行った。何回も。