ま:浜野さんの1つ目のタイトルってSGなんですか?
◆浜野:そうかな。でも自分ずっと1着が取れなくて。
名前が売れだしても、小林さん(山陽:小林啓二選手)がいて毎回2着だった。小林さんの壁がずっと越えれんでずっと2着。
でも自分はその時、それでいいって思っとった。貪欲さって言うかそういうのがなくて、何も考えてなかった。
でもノブはそれがあった。
ま・杏:へ~。
◆浜野:俺はそんな器じゃない、みたいな。
杏:でも初タイトルがSGってすごいですよね。
◆浜野:その時は、若い勢いで行っただけみたいな感じやったもんね。
当時はノブと2人で毎日夜9時までずっと整備しとった。今じゃせんようなことも、ずーーっとエンジン掛けてやっとった。それが肥やしになっとるんかわからんけど。
ま:この初制覇の時のことって覚えていますか?
◆浜野:うん・・・。周りが見えてないっていうか。
杏:へ~。冷静ではなかった感じ?
◆浜野:たぶん、その当時はそんな余裕はなかった。とにかく一生懸命で、がむしゃらにやってて記憶がない。
ま:じゃSGも勝てるって言う感じではなかったんですかね?