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クラッチ


フリクションディスクは、黒と白それぞれ2種類あります。


周りのギザギザの素材が、ベースと同じ素材又はアルミ素材になっています。

旧型のクラッチディスクは、厚い方を外に、薄い方を内に挟み、フリクションディスクの黒と白をその間に挟みます。

例えば、厚鉄・黒・薄鉄・白・薄鉄・黒・厚鉄
※厚鉄=厚い鉄板
 薄鉄=薄い鉄板

クラッチ板は消耗品なので、定期的に交換されています。
お値段は各、約600円くらいだそうです。

交換頻度は毎日交換する人、毎節交換する人など様々です。

基本は新しい方が良いようですが、選手によっては何度か当てたものが良いという人もいるようで、必ずしも換えれば良いというものでもなさそうです。

この写真は、クラッチディスクが反っていないか確認しています。

下の写真の方が僅かに、反っているのがわかりますか?

クラッチは主にスタートに影響があるものですが、写真のようにクラッチディスクが反ったりフリクションディスクが擦り減ったりしていると、進みが悪くなったり、クラッチが焼きつき走行できなくなることもあるそうです。

フライングなどで2回目、3回目のスタートになった場合、煙を出しながらスタートすることがありますが、それはクラッチの焼きつきによるものが多いようなので、各選手クラッチはほぼ毎日点検しているようです。
レースデータ提供:公益財団法人JKA
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