電気

２７度～３７度メモリがあり、その間での調整となります。
※１メモリ＝１度

１度変えるだけで大きい変化が出ることがよくあるそうで、１度ずつではなくメモリとメモリの間に合わせて、０．５度、０．２５度といった感じで更に細かい調整をして行きます。

０．５度、０．２５度といった数字は、ご覧の通りメモリがないので各選手の感覚とのことです。

数字が小さいほど遅く、大きいほど早くすることができます。
※選手によっては「遅い＝下げる」「早く＝上げる」と言ったりするようなのでコメントで出た際はご注意ください。

理論的には、タイミングを『早く』すると先伸びにつながり、『遅く』すると立ち上がりで力が出やすいとのことですが、あくまでも理論的には、ということなので必ずしもというわけではありません。

つまり電気調整は、いかにこのエンジンに合ったタイミングで点火をさせるか、です。

どんなに良いガスができても、どんな良いエンジンが組み上がっても、このタイミングがズレていればそれらを生かすことはできないのです。