このピストンについているのがピストンリングです。
ピストンリングは主にリングと呼ばれていて、上下運動するピストンとシリンダーの隙間を埋める役割をしているものです。
圧縮をさせる際、ここで隙間ができるとガスが漏れ爆発力が弱まってしまうので、その隙間をリングで補います。
リングは5枚1組となっておりピストンが2個なので、計10枚です。
お値段は、10枚セットで約7,000円とのこと。
タイヤと同じ値段と思うと、タイヤが安く感じてしまいます(笑)。
逆にいうとリングが高く感じますが、他の部品は万単位のものが多いので、まずはこれを交換してみようと言う感じにもなるようです。
しかしシリンダーとの当たり次第では、時と場合によって交換により大きな変化をもたらすことがあるようなので侮るなかれ。
次回は、エンジンの心臓部位と言われている「クランク」について説明します。