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オイルフォーク


(2017年12月5日更新)

今回はオイルフォークについて説明します。

オートレースで使用しているものは、左右共有のオートレース専用オイルフォークです。
平成14年4月より装着されたスプリングアジャスタというものが付けられた新型と、付いていない旧型があります。
つまり、新型はバネの調整が出来ますが、旧型はバネの調整ができません

スプリングフォークはバネにより衝撃を吸収し伸縮し続けますが、それをオイルによって抑制するのがオイルフォークになります。
また、オートレースのオイルフォークはバネ・オイル、それぞれ1種類のみです。

オイルフォークの上部と下部に、フォークの伸縮時の減衰力を調整するためのダイヤルが付けられており、選手のいろんな走法に対応できるようなっているそうです。

減衰力とは、サスペンションが沈んだり伸びたりするのを抑える力のこと。
もしこの減衰力がなかったら、サスペンションが沈んだと同時にバネの反発によって戻り、車体がポンポンと跳ねてしまうので、減衰力で調整し乗り心地や走行性能を整えています。

市販のバイクはストロークが5cm~6cmですが、オートレースはブレーキが無いため2cmくらいとのこと。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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