◆小林:いやぁ、もう信じられなかったです。え?取れたの?ホントに?みたいな。
みんなに迎えられても、優勝したんだぁとは思ったんですが、G1を取れたという奇跡はその時は感じれなかったですね。
ま:優勝インタビューを画面越しで見ていたんですが、信じられなくてふわふわとした感じの印象を受けました。
◆小林:はい、そんな感じでした。嬉しいけど、現実なのか?みたいな。
ま:周りの反響はありました?
◆小林:すごくありましたね。先輩方ももちろん、家族も泣いて喜んでくれていました。
ま:長田選手は何か言っていました?
◆小林:その時はレース場で見ていたみたいですが、開催後に「おめでとう!やったじゃーん!」って言われました。やっとタカに追いつけたよ~って思ったんですが、タカがG1取ってから3カ月くらいだったので、ほんとラッキーでしたね。まさかこんなに早く追いつけるとは。
ま:長田選手がG1取ったことで落ち込んでいた時もありましたが、気持ちも晴れましたね!
◆小林:そうですね!あの落ち込みも無駄じゃなかったなって思いました!
でもそれって、タカのことをライバルと思っていないとここまで落ち込まないし、自分も本気でオートレースに取り組んでいるから落ち込むんだと思うし、良かったなって思いましたね。
そういう気持ちがあるから成長できると思うし、頑張る糧になると思うので、良い経験だったと思います。
これからも同期と切磋琢磨して、同期ももっと大きいレースを取れる活躍をしてくれたら、自分も負けられないなと、もっともっと頑張っていけると思います。
ま:これからも長田選手と小林選手の張り合いも楽しみにしていますね。
◆小林:注目していてください!(笑)
ただ、常にタカが自分の一歩先を行っている感じで、今月からタカはS級にもなって、また自分の一歩先を行きやがったんで、今度はそれを目標に追いつけるように頑張りたいですね。
ま:G1制覇後のプレミアムCだったと思うんですが、この時はどうでした?
◆小林:成績は自分なりには良かったんですけど、準決(6着)は完全に技量負けですね。車は良かったんですけど、その技量や経験値の差ですね。
でもプレミアムでもいいレースはできていたのかな、と思いますし、SG以上と言われる開催でこれだけ戦えたことは、自信に変えていかなければいけないと思いますね。