ま:そして先日はG1初制覇。G1優勝の前に、長田選手のG1優勝があったわけですが。
◆小林:いや~、あれはしびれたっすね~。
優勝戦はライブで見ていたんですけど、準決からすごくいいレースをしていて、”優勝あるな”と思って、準決後タカに「優勝、頑張れって」LINEしたんです。返事が来ないのはわかっているのにLINEするくらい優勝はしてほしかったんです。
でもいざ優勝戦が始まって、タカが後ろをちぎっているのを見たときに、”ちょっと待ってくれよ!”っていう気持ちになりました。そんな先に行かれたら自信ないよ・・・って、とてつもない差を付けられた感じになって・・・。
タカの優勝が嬉しいのと、何とも言えない置いて行かれた感があって、実はそのあと3日間くらい何もする気が起きなくて・・・。
悔しいし、すげぇな~、といういろんな気持ちが混ざってしまって・・・。
ま:特に長田選手もデビュー当初苦労した組ではあるので、余計そう感じましたかね?
◆小林:そうですね、小栗とか長田とか未経験ながら四苦八苦しながら頑張っていると、同じような目線で見るじゃないですか。だから余計にそういう何とも言えない気持ちになったんでしょうね。
3日間くらいは沈みましたけど、すごくいい意味で”タカが取れたから俺も頑張ればいけるだろう、タカにできて俺にできないわけないだろう”って、プラスの方向に考えられるようになりました。
同期の刺激はすごいですね!特に未経験組の活躍はすごく刺激になります。
圭一郎(鈴木圭一郎選手)に関しては、自分はおんぶにだっこですからね(笑)。
ま:圭一郎選手と言えば、小林さんも赤城オートの方に行っているんですよね?
◆小林:今も休みがあればバリバリ行ってますね。圭一郎にも暇なときには来てもらって、練習の仕方とか付き合ってくれてて。
ま:先日淡路記者の記事を見たんですが、赤城での練習は大きいですか?
◆小林:オートレースの縮小版的な感じで、自分はめちゃくちゃすごく練習になっていると思っています。
ま:コースやエンジンの大きさも違いますが、どういうところが練習になっていますか?