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デビュー戦~現在


◆長田:全部ですね。プレミアムCに出た時も、みんなスタートから異常に速くて・・・。
その後の選手権に出た時も、みんなめっちゃ速くて。レースだけじゃなく、練習からすっごい速くてなんじゃこりゃ!って思いました・・・。
そう、選手権の4日目は朝からなんかお腹が痛くて、でも”今日こそはトップスタート切りたい!”と思って、練習も行ってレースに行ったけどトップスタートは切れなくて・・・。
レース後もすっごい悔しくて、シリンダー・ピストン換えたんですけど、寒いはずなのに冷や汗出てきて、いよいよどうしても痛みが我慢できなくなって病院行ったら盲腸で入院になりました。
たぶん、この盲腸は悔し過ぎるストレスからだと自分は思っています(笑)。



:盲腸!そうでしたね!翌朝レース場に行って聞いたのでビックリしました。
スタートに関しては、SGでは特にその差を感じるといったコメント、よく聞きます。

◆長田:ハンデが20m前とか30m前の時は、そんなに感じなかったんですよ。でも10m前まで下がった時に、同じ感じで切ったらドーンって行かれたり、出は良くてもその後ガーッと行かれたりして・・・。
そこからいろいろクラッチも扱って、篠原(睦)さんとかにもアドバイスをもらって、10mの外からでも切れるようになって来ました。でも、最重ハンに下がったらまたドーンって行かれて、あれ?!えー!ってなって・・・。
この10m(最高ハン)は捌きやスピードだけじゃなくて、スタート力も全然違うなって思いました。

(スタート)よし!行けた!って思っても、え?そこから?!ってところから飛んでくるんですよ。
自分の中では、スタートってゴール線のところまでじゃなくて、3~4コーナーまでだと思ってるんです。S級上位の人って、カマシて潜り込んで展開作って行くんですよね。そのあたりがすごいなって思います。

最高ハン外枠勢の1周3コーナーの動きはすごいんです!だからスタート練習も3~4コーナーまで練習したいんですが、スタート練習でそこまで回れるのが川口しかないんですよ。
川口は2コーナーのところに出口があるので、スタートして1周まわって帰れるんですが、他の場はだいたい3コーナーあたりに出口があるので、スタート後そのまま退場になってしまうんです。だから川口ではそのあたりまで意識して練習しています。でも、スタート難しい~!

:山陽の選手にはこれまでも何人かお話聞いてきたんですが、師匠や先輩からスタートで!じゃなく抜いて来い!っていう指導傾向ありますよね?
なので山陽は他場に比べてスタート巧者が少ない気がしますし、逆に捌きがうまい選手も多い気がします。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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