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怪我、復帰、引退を決意


◆有吉:ん~、初めて自転車に乗る幼稚園児?みたいな。

:えぇー!じゃ、全く乗れないって感じですね。

◆有吉:うんうん。その時、”これは本当にヤバイかも”って思った。
練習も2~3周外線回って止めましたもんね。

:内線に付けずにってことですか?

◆有吉:内線に付けれるような感じじゃなかった。



:痛みもあったんですか?

◆有吉:痛みっていうか、足が出なさすぎて・・・。もちろん筋力も落ちとるし、足を開く力も無くて。そういうのもあって、先生(医者)も無理やろうっていう判断を出していたでしょうね。

:うんうん。でも諦めるわけにはいかないですもんね。

◆有吉:先生からもまだ3ヶ月やし早いよっては言われて、でもスーパースターの権利が無ければもうちょっと入院しとったと思うしね。

:うんうん。

◆有吉:その後、また別の病院に入院しました。

:心折れそうな時もありました?

◆有吉:怪我後、入院期間中は3ヶ月みっちりリハビリしたんで、それなりに行けるかなって思ったけど、実際乗ってみたら乗れなくてそこから心折れっぱなしでしたね。

:誰かに相談したりしたんですか?

◆有吉:ん~、そうですねぇ~。まぁ、ホントいろいろあったんで、ごちゃ混ぜにはなっているんですけど、まずは乗れるようにするのが精一杯で、周りの整備仲間とかも”あ~したら?””こうしたら?”って言えない感じだったと思います。

:うんうん。

◆有吉:だから、俺がやることを手伝う、みたいな。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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