杏:最初はハンデが重くなると勝てなくて、前に行って勝って、後ろに行ってを繰り返しながら下がって行く感じですけどね。
◆鐘ヶ江:はい、だからなんでかわからないんです(笑)。
S級になってからもまだ落ちてないですし。
杏:すごい!スタートも速いですしね。
ま:スタートはいつから速くなったんですか?デビュー時は(タイミング)30だったのに。
◆鐘ヶ江:いや、まじ、それ考えると、自分でも信じられないですね(笑)。当時はスタートがコンプレックスでしたからね。
ま・杏:えぇ!
◆鐘ヶ江:(スタート時)20m後ろから食われるやろうなぁ、って思っていたんで。
1級車に乗ってからなのかなぁ。1級車のエンジンパワーと自分の切り方がたまたま合ったみたいな。
ま・杏:おお~!
◆鐘ヶ江:もちろん、最初は安定していなかったですけど、2級車の頃よりは切れるなぁっていう感じがありましたね。
ま・杏:うんうん。
◆鐘ヶ江:でも練習はいっぱい行ってました。最初の頃は練習し過ぎてレースでクラッチ減って切れないみたいな(笑)
ま・杏:えぇ~?!新型(クラッチ)で減るって相当ですね!
◆鐘ヶ江:そうです、そうです(笑)。朝練は切れるだけ切ろっていたので6回くらい行って、レースで1回、夕練でも3~4回切っていたので、1日10数回は切っていましたね。
ま・杏:すごーい!努力のたまもの。