トップ

ニュース詳細

[淡路コラム]特別コラム:イケメン・ナイスガイの宝庫
2020/02/10

伊藤正司は「うちは、教育とかはお母さんに丸投げだったよ」と責任感なさげに苦笑いしていたが、米里2世も「たぶん母親がいい教育をしてくれたんだと思います」と笑う。

ちなみに、父親の正司、信秀、岳彦は味のあるしぶいルックスをしているが、イケメンという点でいえば、どの親子も息子の勝ちです。お父さんが格好よくないというわけではなく、ただ、ひたすら息子たちは端正なルックスを備えている。

「石川さんの奥さんは本当に美人です」と米里2世が言うと、それを聞いた石川2世は「はははっ」と薄笑いするが、否定はしない。

先輩の篠原睦は元レーサーの忠次さんの息子だが、忠次さんは勝負師の深みある表情が今も印象に強いが、息子の睦は万人に愛されるカジュアルイケメンである。

うーん、やっぱり、2世は格好いい
思うに彼ら息子が誕生した当時は、業界の売り上げが良く、オートレーサーはすごくモテて、素敵で美人な奥さんを探せたのではないか。
だから、息子たちは例外なくイケメンとなった。
あくまでこれは仮説ですが。

父が適度に家を空けたり、家に居続けたり、そして母上が美人。
この作用がミックスされると、性格のいいイケメンが誕生するのかなと思いました。

正真はいつも父の話になると、「マジで格好いい。尊敬しています」と話してくれる。

崇徳は「父とは友達みたいな感覚で接しています。本当にいい父です」とこちらもおやじを自慢する。

哲也は「子どもの頃は厳しくて、怒られた時は部屋で物に当たっていました(苦笑い)。
でも、高校ぐらいになるとすごく仲が良くなりましたね。あっ、自分の友達たちとも父は仲がいいんです。
タケさんとか呼ばれちゃってますからね(笑い)」

父親はみなさん、過剰なほどの教育熱心な雰囲気は発散していませんが、とにかくジュニアたちはナイスガイに成長しました。
みんなが素直で親しみやすい。
いや、ひとりだけ素直ではなくて、超クセモノがいましたあ。

別府末彦氏を父に持つ敬剛さんです(爆)。
でも、決して素直ではないかもしれませんが、独特の感性としゃべりを展開する敬剛さんではありますが、本当に気持ちの温かい、やさしい兄貴的存在です。
すごく情が深い。
そして、自分のことを「てっちゃん!」と呼んでくれる唯一の選手です。
確かにアクとクセはどの選手にも負けない別府ジュニアですが、ハートはぬくもりある優しい男です。
敬剛さんもルックスは◎です。北斗の拳に似ています。

ちなみに米里ジュニアに「学生時代からモテたでしょうね!」と振ったら、
「そんなことありませんよ!」とさわやかなスマイルを浮かべて謙遜していた。
同じ質問を哲也にしたら「どうなんですかね~。そこまでじゃなかったんじゃないですか?」と不敵な笑みを浮かべられました。
まあ、モテますよね。
彼は自身が格好いいことを完全に自覚してますね(爆)。
高校野球でピッチャーを務めて、このルックスですからね。

以前、正真がデビューしたころ同じ質問をしようとしましたが、聞くのをやめました。
あえて、聞かなくても、正真さんはガチでルックスも性格も最高ですからね。レベルが違います。
同期たちにも男女、年齢を問わず、「ショーマ君、ショーマ君」と頼られ、慕われています。
正司先生の教育論、ぜひ改めて聞きたいです。

(淡路哲雄)



レースデータ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
(C)2024 CYBIRD