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[淡路コラム]特別コラム:イケメン・ナイスガイの宝庫
2020/02/10



【イケメン&ナイスガの宝庫 2世レーサーたちはどんな教育を受けながら成長したのか


昨年夏にデビューした34期生には、ふたりの2世レーサーが所属している。
伊勢崎のバイプレーヤー、米里信秀を父に持つ崇徳

元船橋戦士の石川岳彦を父に持つ哲也。
先日の報知新聞社杯にふたりはそろって浜松へ遠征してきた。

彼らはややタイプは違うが、両人とも性格が朗らかでノリが良く、そして礼儀正しい。
米里2世は、ハキハキとしっかりと正面を向いて、明るく元気に取材に応じてくれる。とにかくさわやか過ぎる。
石川2世は、とても人懐こいというか、距離感近く、常に顔を崩しながら笑顔で気さくに接してくれる。

そういえば33期生にはSGを制した伊藤正司の息子である正真が活躍しているが、彼はナイスガイ選手権があったら真っ先に優出を果たすぐらいの好青年である。

なぜ、2世たちはこれほど性格良く、伸びやかに育つのか。
自分なりに考えてみた。

まず、一般的なサラリーマン家庭との大きな生活環境の違いは、父がまるまる一週間のレベルでレース参戦のために自宅を空ける機会があることだろう。
そして、休みの間は二週間ぐらいずっと家にいることになる。
平日休みも珍しくない。
逆に祭日や日曜日、大型連休などのカレンダーには仕事が入るケースが多い。

石川ジュニアも「確かに運動会とかあまり見にくる機会はなかったと思います。
自分は高校野球をやっていて、最後の大会はずっと応援に来てくれましたけれどね。あの時はうれしかったです」と話した。

一般的家庭のおとうさんみたいに、運動会の場所取りに精を出して、カメラを向けるような機会は多くなかったかもしれないが、
それでもジュニアたちにしっかりと育ち、今、オートレーサーとして父と同じコースに立っている。
この"絶妙な距離感"が教育に大きなプラスに作用しているような気はする。

そして、母親の存在だ。



レースデータ提供:公益財団法人JKA
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