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冒頭フリートーーク


○●沢朋之○●
さてさて、私にとっては最もハードなスケジュールである浜松G1も終わり……(今回は放送での予想的中率が低く、ご迷惑をお掛けしました。精進いたします)

メッカ・川口ではこの5/27からの開催を皮切りにナイターレースシーズンに突入!飯塚ミッドナイトとあわせ、ナイターといえば消音マフラーなわけですが、昨年からの取材成果をもとに、ファンの皆さんにわかりやすい範囲での消音車券対策をば。

まずは昨年7月の当欄での記事を再録しつつ、現在までの取材成果を絡めて分析すると…


★選手が言う消音マフラーの特徴
・『ドドドがきやすい』
 →マフラーにより個体差あり(「きやすいマフラー」がある?)
 →マフラーの取り付けを変えることにより解消の場合あり

・『ブレーキの効きが通常マフラーと違う』
 →普段から伸び型のエンジンに仕上げる選手に「止まりが悪い」とする向き多し。

・『スタートの持って行きが悪い』
 →「みんな条件は同じだし」ということか、最近は口にする選手は減ってきた。

・「エンジン掛けて音で調整ができない」
 →通常マフラーの時とセッティングを変えるべきか、の判断が難しく、練習に乗って判断するしか。


★予想・車券対策
・スタートで前を食うのは難しい
 →川口開催初日(5/27)を観た限りでも、普段なら後ろが食って出ることが多そうな比較でもほとんど届いておらず、やはりスタート展開は枠なり基本で考えた方が良さそう。

・「エンジン昨日のまま」の選手には要注意
 →多くの選手が消音では通常とセッティングを多少なりとも変えてくるので、このコメントが出た選手は「昨日である程度合わせられた」と判断して良いが、レースの時間帯が極端に違う場合は要注意。

・比較上位の選手でもさばき展開では割引必要
 →この点についてはひとえに「エンジン合わせ次第」。特に上記のように「止まりが悪い」症状が出てしまっている選手は、試走が出てもレース足が弱く、最後まで届いてこない可能性あり。

・最重ハンに試走タイムの突出した車がいない限りは内枠勢の絡みをメインに
 →近況は最重ハン勢が消音に慣れてきたせいもあってか、当初と比べれば8号車の追いがしっかり届いてる印象。

…といったところか。

そしてマフラーにも「性能の個体差はある」とするコメントは多く、「ダメマフラーを掴んでしまった節はもう諦めるしか」とまで言う選手も。

昨年の時点でも「(予想する上で)全選手の消音マフラー勝率を算出・公表して欲しい」と申し上げたが、今となってはボートレースのモーターのように「(マフラーに)番号をふって、それぞれの勝率データを公表」して欲しいと思うのだが、無理なんですかねぇ…


○●ジェット社○●
私の方からは5月の普通開催の優勝戦を振り返りたいと思います。

5月の普通開催は、現在27日時点で、ミッドナイトを含めて7開催行われました。結果は以下の通りとなりました。

■5/7 伊勢崎ナイター
6-2-4 4,980円
■5/7 浜松
2-1-8 3,950円
■5/10 飯塚ミッドナイト
5-3-2 211,180円
■5/12 川口
5-4-3 54,560円
■5/16 伊勢崎ナイター
3-1-5 92,000円
■5/16 飯塚
8-1-2 9,220円
■5/25 山陽
2-1-3 30,450円

21万や9万車券を含み、4レースが万車券となっていますね。

そして、お気付きでしょうか?1号車・2号車・3号車と、軽ハン選手、もしくは重ハンでも内枠の選手が、全てに絡んだ結果となっています。

オートレース自体がスピード戦が主流になったせいか、今年に入って特に、ランク下位の選手もタイムが出る傾向があります。最近では「ハンデ戦なのに日本選手権みたい」とコメントされた選手がいました。要するに、前のペースが早くて行ったままの展開になってしまうという事です。

優勝戦ともなれば、実力上位となる最重ハン外枠勢が底力を発揮しそうなイメージがありますが、上位選手にしてみれば、道中は捌かなくてはならない状況に、それに加え前のペースが早いとなれば、苦戦を強いられてしまいます。

更に、軽ハン選手や重ハンでも内枠の選手達などは、優勝出来るチャンスとなれば、いつも以上に気合を入れて走るでしょうしね。

これから更に気温が上がる時期に入ります。より最重ハン外枠勢が厳しい状況になります。これからの普通開催の優勝戦、もしくはG1・G2レースでも、思い切って、1号車・2号車・3号車を絡めて買ってみてはどうでしょうか。


○●島田正友○●
さぁ今年もついにナイターシーズン到来!いつものデイレースとは違って場内の雰囲気も変わり、夏祭り気分で楽しめますね!

僕にとってはビール片手に大盛り上がりが通例です(笑)。これから楽しみな日々が続きますね(飲みすぎ注意)。

そして今更ながら予想するうえで気を付けなければならないのが、川口ナイター開催と飯塚ミッドナイト開催だけは消音マフラーを使うということ。その他のナイター開催は通常のマフラーを使うということを把握しておきたいですね。

川口ナイター開催
5/27~5/30(普通)
6/14~6/18(G2川口記念)
7/13~7/17(G1キューポラ)
8/19~8/22(普通)
9/22~9/24(普通)

飯塚ミッドナイト開催
6/5~6/7(普通)
7/5~7/7(普通)
8/1~8/3(普通)
9/27~9/29(普通)
※オートレースモバイル開催日程参照

と、今のところ消音マフラーを使う開催はこんな感じですかね。

例えば伊勢崎ナイターが調子良かったからといって川口ナイター、飯塚ミッドナイトが調子良いとは限りません。先ほど説明しましたがマフラーが違うからです。ここは本当に気を付けたいところですね(特に初日)。

あと気になるのは消音マフラーは抽選なのかどうか。その使ったマフラーを戻す際は去年のようにバラバラなのかどうか。その中でも当たりハズレは?どのようなシステムになっているのでしょうか…。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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