■吉田修叶
SGオートレースグランプリで21回目のSG制覇を果たした青山周平選手。まさに史上最強の域に到達しており、その攻略法はあるのか…。ポイントとして以下の3点をあげてみました。
・10mオープンの8号車
・雨、不安定走路
・消音マフラー
まずは、10mオープンの8号車について。
SGオートレースグランプリ優勝戦のように、0mオープンでトップスタートを決めてしまうと超高速イン走法で後続を完封。鈴木圭一郎選手が今まで何度もトライしましたが、1対1でインからさばくのは困難。
逆に負けたレースは、となると今年のG1シルクカップで長田稚也選手が10mオープンの2枠から速攻を決めて振り切っています。G1の優勝戦で10mオープンの8号車に置かれると、さすがの青山周平選手でも展開的には厳しいと感じます。スタート先行から後続の競り合いを味方に逃げ切る、これが攻略法の一つではないでしょうか。
次に雨、不安定走路。
苦手意識のある湿走路はどうなのか。SGオートレースグランプリでは、突然の雨も大敗なく乗りこなしています。しかし、レース場が変わるとどうなのか…。飯塚の雨は“イン一本道”になるだけに、厳しい展開になることが予想されます。実際に4月のSGオールスター優勝戦は雨に泣いた形となり、結果も4着に敗れています。
最後に消音マフラー。
今年は4月の飯塚SGオールスター、7月の川口G1キューポラ杯、続いて出場した川口の日中開催の3節のみが消音マフラーでのレースとなっています。いずれも優出は確実に決めており、川口G1は完全V、日中開催は準優勝の成績。消音マフラーにも死角なしと言えそうで、あとは飯塚走路での消音マフラーとの相性次第か…。
今大会はストップ・ザ・青山周平に向けても、各選手がメラメラと闘志を燃やしてくるはず。鈴木圭一郎選手に関しては、「あの狭いインに入る練習がしたい」と、SG優勝戦後に語っているだけに絶対に隙を見つけてくるはず。はたしてどの選手があの狭いインに飛び込むのか…今後の青山周平選手のレースは要チェックです。