トップ

【無料記事】
G2川口記念・G2稲妻賞振り返り


■ジェット社
先月行われた川口G2川口記念と伊勢崎G2稲妻賞を振り返ります。

まずG2川口記念
ハンデ構成は、30M前の選手が重化され、初日~3日目までの予選は、主に0~20M戦(選抜予選の10Mオープン戦を除く)で行われました。
4日目の準決勝戦からはハンデ前の選手が重化され、0・10Mのハンデ戦と10Mオープン戦で行われました。

準決勝戦では1番人気だった黒川京介選手がスタート後に不利を受けて流れてしまい、276,380円という驚愕の配当が出るなど、準決勝から激しいバトルが繰り広げられました。

そんな中、優勝戦は以下のメンバーで行われました。

【G2川口記念 優勝戦】
※10Mオープン戦、良走路、8周戦、()内は試走タイム
①小椋 華恋  (3.32)
②小林 瑞季  (3.32)
③若井 友和  (3.33)
④佐藤 摩弥  (3.32)
⑤平田 雅崇  (3.30)
⑥中村 雅人  (3.32)
⑦長田 稚也  (3.31)
⑧鈴木 圭一郎 (3.28)

オッズは、底力を加味された圭一郎選手から、スタートで展開作る摩弥選手と、試走タイムを出してきた平田選手で売れていました。

レースは2枠の小林瑞選手が渾身のトップスタートを決める。続いて摩弥選手が2番手に付け、3番手はなんと長田稚選手が続く形に。4番手は内枠から小椋選手が応戦し、1番人気だった圭一郎選手は5番手あたりからの発進。

2周回に入ると、圭一郎選手が4番手を奪取し、小林瑞→摩弥→長田稚→圭一郎の2-4-7-8隊形となる。
そこから小林瑞選手の引っ張りが速く、さらに巧みなコース取りに摩弥選手は仕掛けられず。レース中盤になると、摩弥選手が徐々に離され始め、5周1コーナーでは長田稚選手が2番手に浮上し、小林瑞選手と一騎打ちに持ち込む。
その後、長田稚選手は小林瑞選手をアオり始め、ついに7周3コーナーでとらえて先頭を奪取。
そして残り1周回。注目は2着・3着争いとなり、小林瑞選手と摩弥選手が競る中、圭一郎選手がインから2車抜きを敢行し2番手に浮上。

結果は、優勝:長田稚也、2着:鈴木圭一郎、3着:小林瑞季となり、7-8-2で配当は19,530円もつきました。

いや~、残り1周回まで分からないハラハラドキドキする熱いレースでした。

これで長田稚選手はG2の初優勝となりました。今年はG1を3回も制覇しており、SGでも優勝争いができています。スピードとテクニックはそのままに、今ではスタートも速いので、G2の優勝は時間の問題でした。今後が楽しみです。

2着に入った圭一郎選手もさすがでした。最後の2車抜きはお見事でした。10Mオープンの大外ながら健闘したと思います。

3着の小林瑞選手も素晴らしい走りでした。けがから復帰して間もないのに熱い走りを見せてくれました。

続いてG2稲妻賞
ハンデ構成は、30~40M前の選手が重化され、予選は0~30Mのハンデ戦で行われ、4日目の準決勝戦からはハンデ前の選手が重化され、0・10Mのハンデ戦で行われました。

それにしてもこの開催は、ダブル台風の接近もあって天候が不安定でしたし、初日から佐藤励選手と森下輝選手がフライング、佐藤貴也選手が妨害失格するなど、なにかと波乱が多かった開催でした。

準決勝は9Rの試走後にまさかの雨。9Rと10Rは雨巧者が勝ち上がりましたが、11Rの黒川京介選手はまだ乾ききっていないブチ走路で敗戦。一方、12Rの青山周平選手はほぼ良走路に近い斑走路になったため、しっかり1着通過で優出。このように走路状況が明暗を分けた準決勝戦でした。

そんな中、優勝戦は以下のメンバーとなりました。

【伊勢崎G2稲妻賞 優勝戦】
※0・10M戦、湿走路、8周戦、()内は試走タイム
①菅野 仁翔   0M (3.76)
②伊藤 正真  10M (3.71)
③加賀谷 建明 10M (3.62)
④松本  康  10M (3.65)
⑤丹村 飛竜  10M (3.64)
⑥若井 友和  10M (3.63)
⑦高橋  貢  10M (3.65)
⑧青山 周平  10M (3.69)

この日の天気予報は「曇ときどき雨」「降水確率50%」。降っては止んでを繰り返す中、6Rあたりから完全な湿走路に。

オッズは、雨は試走1番時計を出した加賀谷選手から、高橋貢選手・松本康選手・丹村飛選手で売れていました。
青山選手は2日目と3日目の湿走路が芳しくなかったのと、試走も劣勢だったこともあり人気を落としました。

レースは、松本康選手が0ハンの菅野選手をたたき先頭に。2番手は丹村飛選手・伊藤真選手・菅野選手・青山選手が差が無く入り乱れ、1番人気だった加賀谷選手は7番手と厳しい位置に。

2周回目から早速レースが動き始める。外を開けて走る選手が多い中、インから鋭く突進してきた若井選手が一気に2番手にワープ。

先頭の松本康選手は外開け開けで逃走するのに対し、若井選手はインからジワジワ攻め寄る。そして4周1コーナーで松本康選手をとらえて先頭に。後続は、3番手の丹村飛選手を加賀谷選手がとらえて追撃態勢を作る。

その後、先頭の若井選手から松本康選手が徐々に離されて行き、6周3コーナーでは加賀谷選手が2番手を奪取。がしかし、その時はすでに遅し。若井選手までは約15mの距離。

結果は、優勝:若井友和、2着:加賀谷建明、3着:松本康となり、6-3-4で配当は17,040円もつきました。

優勝後の若井選手は、「優勝できてビックリしています」「1着だった同期の北渡瀬のコースを参考にした」と言っていました。さすが技巧派の若井選手、まだまだ強いです。

データ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
(C)2026 CYBIRD