先日行われた飯塚SGオールスターを振り返ります。
初日から3日目までの予選は、30M前の選手が重化され、0~20M戦、0・10M戦、10Mオープンで行われました。
そして4日目の最終予選からハンデ前の選手が重化され、0・10M戦、10Mオープン戦になり、準決勝からは0Mオープン戦となりました。
予選は整備に苦しむ選手が多く、「マフラーを交換する」とのコメントが目立ちました。飯塚は1回だけ再抽選できますので、思い切って交換する選手が多かったようです。
また3日目の湿走路では、8枠から1着を取れたのは荒尾聡選手のみで、過酷な1本道に苦しんだ選手も多かったです。
そんな中、優勝戦は以下のメンバーとなりました。
【SGオールスターオートレース 優勝戦】
※湿走路、10周回
()内は試走タイム・【】内は枠番選択順
①佐藤 励 (3.54)【1】
②青山 周平 (3.62)【2】
③永井 大介 (3.57)【3】
④黒川 京介 (3.53)【4】
⑤金子 大輔 (3.55)【5】
⑥荒尾 聡 (3.50)【6】
⑦高橋 貢 (3.58)【7】
⑧長田 稚也 (3.61)【8】
偶然にも佐藤励選手、青山選手、黒川選手は去年のオールスターの優勝戦と同じ枠に。
優勝戦の日は1レースから小雨が落ち始め、7レースからはしっかりとした雨に。8レース以降は湿走路の発表。11レース発売中に雨はやみましたが、乾来きるまでは行かず優勝戦はブチに近い「湿走路」となりました。
オッズは3日目の湿走路を好走し、試走一番時計を出して地元の期待も大きい荒尾選手が人気に。続いて、佐藤励選手、黒川選手、金子選手で売れていました。
青山選手は試走劣勢でしたが、乾くと想定してか中穴として頭で売れていました。
そして、いよいよレースがスタート。
トップスタートはやはり青山選手が決め、2番手に佐藤励選手、3番手に永井選手、4番手に黒川選手と、内枠勢が独占する形に。
しかしその直後、1コーナー進入時に、荒尾選手、金子選手、長田稚選手の3車が接触転倒・・・。この時点で人気の荒尾選手がいなくなるという波乱に。
その後、先頭の青山選手は試走劣勢だったためペースは上がらず、1周回ホームストレッチでは佐藤励選手が直線でかわし、2周回1コーナーでは早くも先頭に。
その後青山選手は、永井選手と黒川選手にかわされ万事休す。
3周回以降は佐藤励選手が快足を発揮し、2番手の永井選手を大きく引き離し3番手の黒川選手も車間を詰められる足色はなく、連対圏の3車は約10メーター間隔でレースが硬直する。
結局そのまま順位は変わらず、優勝:佐藤励、2着:永井大介、3着:黒川京介となり、配当は1-3-4で18,240円も付きました。これは荒尾選手が着外になったことと、永井選手が2着に入ったことで高配当となりました。
準決勝戦は4日目まで苦しんでいた黒川選手が一変し、永井選手がオートレースの神髄を魅せ、そして仕上がり抜群だった佐藤励選手も圧勝し、川口勢の活躍が目立っていました。優勝戦も勢いそのままに、川口祭りになった感じでしたね。
佐藤励選手は、優勝後のインタビューで「スタート行かれても絶対に抜いてやると思って走った」「オレが一番強いと思って走った」「オートレースをもっとメジャーにしたいので、佐藤励の応援とオートレースの応援をよろしくお願いします」とおっしゃっていました。これからオートレース界を担っていくという素晴らしいコメントでした。
これで佐藤励選手はオールスター2連覇を達成。また去年のSG日本選手権に続き飯塚SGの連覇も達成。インタビューでは「僕のエンジンは筑豊の空気がおいしく感じる」と話すなど、「サトレイ劇場」で幕を閉めたSGオールスターとなりました。
また、落車した3選手は残念でした。特に荒尾選手は湿走路でチャンスがありました。地元SGだっただけにいつも以上に悔しかったと思いますが、まずはケガを治していただきまたチャンスをつかみとっていただきたいですね。