■青山博亮
9月中旬に行われた特別G1プレミアムカップを振り返ります。初日に長田稚也選手が同期一番乗りとなる通算200勝、3日目には篠原睦選手が通算1200勝、同日にも佐藤励選手が通算200勝達成と節目の勝利が続きました。
準決勝戦も実力者が勝ち上がり、優勝戦のメンバーは以下のようになりました。
【特別G1プレミアムカップ 優勝戦】
①青山 周平 0 3.34
②佐藤 励 0 3.32
③鈴木圭一郎 0 3.30
④黒川 京介 0 3.30
⑤佐藤 摩弥 0 3.33
⑥荒尾 聡 0 3.34
⑦早川清太郎 0 3.31
⑧平田 雅崇 0 3.36
初日から4連勝で勝ち上がった黒川選手・青山周選手が完全Vを狙う一戦となりました。
注目のスタートは4枠の黒川選手がトップスタートを決め、5枠の佐藤摩選手が続く展開。トップスタートを決めた黒川選手は一気にペースを上げて8周回の独走劇。大会3連覇を狙った青山周選手は追い上げるも2着まで。終盤で佐藤摩選手をとらえた佐藤励選手が3着。
業界トップクラスのスタート力と独走力を見せ付けた黒川選手が5連勝の完全Vで大会初制覇。2025年はキャリアハイの成績を残しており、今年は7度目のグレードレース制覇となりました。
(前年大会優勝戦フライングのため)今年の日本選手権は選出除外となりましたが、直前の地元戦でも優勝を決め(10月25日現在)今年14V。年間最多優勝記録に向けて残り2か月も目が離せません。