■高橋希
伊勢崎SGオートレースグランプリは、鈴木圭一郎選手が先行する黒川京介選手をとらえて抜け出し、史上最年少グランドスラム達成となりました。
レースから戻った時はヘルメット越しでも涙が分かるくらいで、背負っていたプレッシャーは計り知れないものだったと思います。
なかなか結果が残せていなかった伊勢崎走路でようやくSG制覇となり、喜びもひとしおだったのでしょう。
鈴木圭一郎選手!オートレースグランプリ初制覇&グランドスラム達成おめでとうございました!
そんな伊勢崎オートの場内は、連日連夜、面白そうなイベントが盛りだくさんではありましたが、取材が忙しくゆっくり見学することはできませんでした。(魚釣りをやってみたかった…)。
入場者数も売り上げも好調で、SG初参戦となっていた田中崇太選手は「こんなにたくさんのお客さんの前で走るのは初めてで最高です!」と、選手もファンのこの声援は大きなモチベーションにつながっていたと思います。
伊勢崎オートのファンは熱い方々が多く比較的入場者も多い場とはなりますが、その反面ではお年寄りの方などは階段しかないため、売店のある2階スタンドに上がることが難しいなど、さまざまな問題をよく耳にします。
もちろんどのレース場でも良いところ・問題点はあると思いますが、お客さんの目線に立って場内を改善していくことが集客力を高めて選手のモチベーションにつながり、数々の名勝負へとつながっていくのではないでしょうか。