■青山博亮
荒れるキューポラ杯を象徴するかのように、2日目終了時点で連勝者不在。準決勝戦ではシリーズリーダーの鈴木圭選手が姿を消す波乱も。その中でも実力者が勝ち上がり、優勝戦は0mオープンの番組構成に。
枠番選択では、1番選択の荒尾聡選手が迷わず1枠を選択。2番選択の佐藤裕選手は2枠を選択。3番選択の西原選手は3枠を選択。4番選択の丸山智選手は4枠を選択。5番選択の金子大選手は1つ空けての6枠に入り、6番選択の黒川選手が5枠。そこからは内枠から埋まる形に。黒川京介選手が大会連覇へ。西原智昭選手・佐藤裕二選手はG1初制覇をかけての戦いとなりました。
【G1キューポラ杯 優勝戦】
①荒尾 聡 0 3.35
②佐藤裕二 0 3.35
③西原智昭 0 3.35
④丸山智史 0 3.33
⑤黒川京介 0 3.31
⑥金子大輔 0 3.33
⑦中村雅人 0 3.33
⑧平田雅崇 0 3.33
注目のスタートは5枠の黒川選手がトップスタートを決め、8枠の平田選手も好スタートから2番手に続く展開。3枠の西原選手が3番手に付ける。トップスタートを決めた黒川選手は周回ごとに後続を引き離す圧勝劇。2着に平田選手が入り地元ワンツー決着に。
自らの必勝パターンに持ち込み大会連覇達成となった黒川選手。その後の浜松G2ウィナーズカップも制しグレードレースは5連続V。今年は(8月7日現在)72勝・12Vと勝利数・優勝回数共に単独首位。
先日発表となった2025年後期適用ランクでは自己最高ランクとなるS級2位に。
今年は全選手の中でも勢いはトップで、オートレースグランプリでは自身2回目のSG制覇に注目が集まります。