私の方からは、5月に行われた浜松G1ゴールデンレースの振り返りと、今回のキューポラ杯についてのお話を。
まずは5月に行われた浜松G1ゴールデンレースの振り返りから。
初日から3日目の予選は0~20mのハンデ戦で行われ、4日目の準決勝からはハンデ前の選手が重化され、0・10mのハンデ戦、もしくは10Mオープン戦となりました。
準決勝戦はあいにくの雨となり、一本道になる傾向が強い浜松走路に苦戦する選手が多く、大荒れとなりました。
ちなみに準決勝の4個レースの3連単の配当は↓
9R :11,350円
10R: 2,780円
11R:92,170円
12R:57,080円となりました。
中でも青山周平選手、荒尾聡選手、佐藤貴也選手らは一本道走路に泣き惜しくも優出を逃すことに。
そんな中、優勝戦は0・10mのハンデ戦で、以下のメンバーで行われました。
※走路状況:良走路、8周戦、()内は試走タイム
①高塚義明 0m (3.36)
②斎藤正悟 10m (3.42)
③佐藤大地 10m (3.33)
④花田一輝 10m (3.33)
⑤浜野 淳 10m (3.32)
⑥篠原 睦 10m (3.32)
⑦金子大輔 10m (3.29)
⑧鈴木圭一郎 10m (3.27)
オッズは、試走一番時計だった圭一郎選手から、実力次位となる金子選手と篠原選手で売れていました。
レースは、スタートで3枠の佐藤大選手が0ハン高塚選手を叩き先頭に。これに人気の篠原選手・金子選手・圭一郎選手らが乗って出る形に。
2周回3コーナーでは、篠原選手が佐藤大選手を突破して先頭を奪取。これに金子選手が付いて行き、圭一郎選手も3周回バックストレッチでは3番手に付ける形に。
それから先頭の篠原選手がイン寄りを走り、2番手の金子選手がベッタリ重なる隊形となり、3番手の圭一郎選手は機を伺うも仕掛けられず。
レースが動いたのは5周回3コーナー。金子選手が篠原選手のインを狙うも入れずはらんでしまい、これを圭一郎選手が見逃さず付け込み2番手に浮上。
その後、篠原選手と1対1になった圭一郎選手は、7周回の1コーナーで篠原選手をインからとらえて勝負あり。
結果は、1着:鈴木圭一郎、2着:篠原睦、3着:金子大輔となり、3連単の配当は1,170円と固めの決着となりました。
これで圭一郎選手は、大会5度目の優勝、3連覇を達成。まさにゴールデンレースと言えば圭一郎選手だと思わされた一戦でした。
次に、夏の川口オートの風物詩である「G1キューポラ杯」。
今年もイベントやファンサービスが充実しています。
たくさんの有名人やプロのコメンテーターによる豪華なイベントはもちろん、限定グッズもたくさん準備されています。
とくに↓
・浴衣・甚平で来場の方限定で先着プレゼント
・縁日
・グルメイベント
・ポケバイイベント
・カブトムシ&クワガタふれあいイベント
などなど、カップルやご家族でも楽しめるイベントも盛りだくさんになっています。
イベントの詳細は川口オートのオフィシャルサイト↓
https://www.kawaguchiauto.jp/cupolacup2025/
をご覧ください。
またレースも見どころが満載です!
全国から強豪が集い毎年優勝争いは拮抗し、いろんなドラマが待っているのがこのキューポラ杯です。
実際に近10大会の優勝者は↓
2015年:浜野 淳選手
2016年:木村武之選手
2017年:永井大介選手
2018年:永井大介選手
2019年:青山周平選手
2020年:早川清太郎選手
2021年:鈴木圭一郎選手
2022年:早川清太郎選手
2023年:佐藤摩弥選手
2024年:黒川京介選手
となっています。
このようにオート界を席巻している青山選手と圭一郎選手でも1回ずつしか優勝できておらず、熾烈な優勝争いが繰り広げられています。
そんな中、今年は地元の黒川選手が凌駕の域に達しており、来期はS1が期待されております。長年続いた2強時代からオート界の勢力図が変わる歴史的瞬間に、今回のキューポラ杯が開催されるのは、例年以上に特別なファクターがあると思います。
さぁ、今年はどんなドラマが待っているのか!?