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伊勢崎G1シルクカップ振り返り


■高橋希
2025年最初のグレードレース、伊勢崎G1シルクカップ。
浜松のS級上位陣はメンバーに名を連ねませんでしたが、逆に川口はほとんどのS級が参戦と豪華な顔ぶれ。
予選では荒尾選手が、準決勝戦では地元の高橋貢選手・早川選手や黒川選手・永井選手・若井選手・中村雅選手らが敗れる厳しい戦いに。
それでも地元のエース・青山周選手が、ただ1人の4連勝で完全優勝を狙う一戦となりました。

【G1シルクカップ優勝戦】(4100M・10mオープン)
①鈴木聡太 10  3.30
②新井日和 10  3.30
③内山高秀 10  3.30
④三浦康平 10  3.27
⑤篠原睦  10  3.33
⑥佐藤摩弥 10  3.27
⑦有吉辰也 10  3.29
⑧青山周平 10  3.26

レースは絶好調の三浦選手が連日の4枠から好スタートを決めるが、速い攻めを見せる青山周選手も序盤から前段に付ける。
慌てず着実に攻める青山周選手が2番手に浮上すると、三浦選手もきっちりさばいて史上初となる同一大会5連覇のゴール。

G1は29回目の優勝となり、28回で並んでいた高橋貢選手・飯塚将光元選手を抜いてG1最多優勝の記録も更新となりました。
節間では「ハネないけど食いつかないタイヤと、食いつくけどハネるタイヤしかない…」と、足周りの問題に苦しんでいましたが、それでも終わってみれば圧倒的な強さで完全優勝を決めました。

年末のSSではスタート空回りで悔しい敗戦となりましたが、2025年は王座奪還に向けて最高のスタートとなったようです。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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