■沢朋之
明けましておめでとうございます。
2025年もオートレースとオートレースモバイルをよろしくお願い申し上げます。
多くの感動を呼んだ昨年末のスーパースターフェスタ。その感動の集大成は大晦日のスーパースター王座決定戦を制した鈴木圭一郎選手の表彰台で見せた大粒の涙だった。
さらに観客から圭一郎コールが巻き起こるところに「もうこれ以上泣かせないでください!」と叫ぶにあたっては、観ているこちらの目にも熱いものが。普段ロッカーでの喜怒哀楽を結構見ている私でも、あれほどまでに感情を爆発させた圭一郎選手は初めてで、一層胸を揺すぶられた。
昨年はここまでSG制覇なし。年後半は流れの悪い時期もあったりで、そんな中「仲間の存在に助けられた」とする圭一郎選手。やはり人間、一人では何もできないのだということを学ばされた思いで、そのあたりも感動を呼んだ要因か。
レースは人気の①青山周平選手、④黒川京介選手が揃ってスタート空転させて出遅れ。しかし人気筋の中で一人だけしっかりスタートを切った圭一郎選手の優勝には文句のつけようのないところ。一方、あそこから2着まで追い上げた青山周選手のさばきも想像を絶するものがあった。
そして新年。浜松では恒例、元旦からの正月開催4日間が行われ、ここから一級車に乗り換えとなった36期のスーパールーキー・栗原佳祐選手の快進撃は想像を絶するものに。ハンデ重化し最重ハンの10M前の位置から、元旦の一級デビューは試走3.30からレースでも難なく前をさばいての1着。
2日目以降は連日3.26の試走タイムを叩き出し、優勝戦では最後伊藤信に迫られたものの、そのまま振り切っての完全Vとなった。
これを書いている1/6新春第二弾開催初日の雨走路でも圧倒的な強さで今年負けなしの5連勝。この先どこまで連勝を伸ばすのか。今節は走り初めの圭一郎選手がスーパーハンデとなり、栗原選手とのハンデ差は20M。8日の優勝戦(共にしっかり勝ち上がれば、だが)に注目したい。
さらに川口のニューイヤーカップ優勝戦では、黒川選手が3.304という、試走か??という超絶タイムを叩き出す(もちろん優勝)。
今年のオート界、どこまでレベルアップするのか?? わくわくどきどき。
■ジェット社
まずはじめに新年のご挨拶を申し上げます。
今年も1レースでも多く当てられるように勤めてまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いします。今年もみなさまにとって良い一年になることを祈っております。
さぁ、年末のスーパースターフェスタは大盛り上がりでした。
シリーズ戦は、0Mオープン戦となり、佐藤励選手と池田政和選手の一騎打ちは、オーラがただよる迫力のあるレースでした。
そして王座決定戦。去年はSSまで、SGの優勝が無かった鈴木圭一郎選手でしたが、大晦日を締めくくりました。
去年の圭一郎選手は大記録を複数達成し、すばらしい一年だったと思います。しかしSGの優勝戦では青山選手や黒川選手が立ちはだかり、SGの優勝が無かったです。ホントに悔しい思いをしていたと思います。
インタビューの時は涙を流していました。超感動的でした。クールな圭一郎選手でも感極まってしまったのでしょう。いやー、すばらしいドラマが待っていました。
ちなみに川口オートは、最終日の大晦日は久しぶりに1万人を超えるお客様がいらしてくださいました。
駐車場やスタンド数が少なくご不便をおかけしましたが、今年はさらに快適にオートレースを楽しんで頂けるように工事が着実に進んでまいりますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
あと、新年そうそう36期生が1級デビューをしました。
さっそく栗原佳祐選手が浜松普通開催で優勝を飾っています。ハンデが軽いうちに36期生が狙い目だと思います。今後の36期生にも注目です。