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私の2024年オートレース界3大ニュース


■沢朋之
①連勝記録連発の1年!
☆鈴木圭一郎 18連勝、13連勝
☆青山 周平 16連勝
☆佐藤 励  14連勝
☆浅倉 樹良 デビュー13連勝
…と、表彰対象の10連勝以上の記録が相次いだ今年。
ここ近年はタイヤの優劣や安定性を欠くエンジン状況、通常・消音マフラーの混在などでなかなか連勝記録といったものは出なかっただけに、ここにきて急速に増えたのは価値が高い。
ハード面が急に変わったというよりも、やはり乗り手(選手)側のたゆまぬ努力と整備力の向上が要因とみたい。

②若手大活躍!36・37期生
36・37期2級車勢のレベルの高さに目を見張ることの多かった今年。年明けからは36期生がいよいよ1級車乗り換えで期待は高まるばかり。浜松スーパールーキー・栗原佳祐あたりは、いきなりのSG戦線での活躍はもちろん、1級車初年にしてスーパースタートライアルへの出場も夢ではなさそう。
もう1年間2級車乗りとなる37期も、浅倉樹良・森下輝・福岡鷹の各選手を中心に、現20M前の位置でも引き続き車券絡みは多くなりそうだ。

③小椋華恋選手・女子2人目のグレードレース制覇
レースとしても素晴らしい逃げっぷりだったが、私にとって今年の予想的中最高配当だったので(笑)。


■ジェット社
今年もオートレース界ではいろんな出来事がありました。
いっぱい語りたいことがありますが、私の中でしぼるとすれば以下の3点ですかね。

①鈴木圭一郎選手の記録更新(18連勝達成、年間最多勝利100勝(記録更新中))
②黒川京介選手の初SG制覇
③鈴木宏和選手の初グレードレース制覇


まず圭一郎選手の記録更新
ただでさえ18連勝達成はすごいですが、この時はグレードレースを含め、スーパーハンデの勝利もあっての18連勝です。次に年間最多勝利100勝達成。しかも記録更新中で現在では108勝まで達成しています。
私は小学生の時からオートレースを見ていますが、どちらもとんでもない記録だと思います。こんなとんでもない記録を2つも達成したことはインパクトがありました。

次に黒川京介選手の初SG制覇
2強時代(青山周平選手と鈴木圭一郎選手)が続く中、近年ではこの2強に割って入る存在感を出していました。そしてついにSG日本選手権という大舞台で青山選手を破って優勝しました。生粋の川口所属の選手からのSG制覇は、2020年の森且行選手以来となります。これで川口勢の士気がさらに高まり、勢力図に変化が出てきたと思えました。

そして鈴木宏和選手の初グレードレース制覇
ついにやりましたね。宏和選手はSG優出の常連選手であり、SGの優勝戦でも連対する選手です。G1・G2の優勝戦では残り1周まで先頭という惜しいレースが続いており、今までグレードレースのタイトルが無いのが不思議なくらいでした。そしてついに飯塚G1開設記念で優勝できましたね。

この他にも、小椋華恋選手の初グレードレース制覇、池田政和選手が久しぶりにSG優出・Gレース制覇、浅倉樹良選手がデビュー後の連勝記録を更新など、いろんな感動とドラマがありました。まさに激動な一年だったと思います。


■高橋希
①鈴木圭一郎選手 年間100勝達成!
これはもう異次元の結果だと思います。確かに近年は最多勝利数が90勝台と100勝が出てもおかしくない状況ではありましたが、いざその数字を見ると本当にすごいことだと思います。何といっても4着以下が極端に少ないので、それだけファンの車券に貢献していたという証拠。
今年はSGの優勝はありませんでしたが、最後のSSで有終の美を飾ってもらいたいところです。

②表彰対象となる10連勝が多発!
伊勢崎に現れた大型ルーキー・浅倉樹良選手の13連勝で始まった2024年。
その後は圭一郎選手が驚異の18連勝、13連勝と2回達成。
青山周平選手も16連勝、14連勝(12/20時点で継続中)と負けずに2回達成。
そして自身初となった佐藤励選手の14連勝と、年に1~2回あれば良いような記録が今年は6回も達成されました。
連勝継続中の青山周選手は残りSSの5走となっており、全勝すれば圭一郎選手の18連勝を上回る19連勝となるだけにこちらも注目となりそうです。

③黒川京介選手 悲願のSG初制覇!
本人もファンも周りを囲むグループの選手も、全てが待ちわびた瞬間が訪れました。
11月4日のSG日本選手権優勝戦で、フライングのおまけは付いてしまいましたが、トップスタートから最後は青山周選手を突き放してのSG初優勝、そして完全優勝のゴール。
9月23日のプレミアムカップ優勝戦では先行するも青山周選手にさばかれ敗戦。
そのプレミアムカップ後に話しをした時は、「あの展開で勝てないんじゃどうやって勝つんだろ…」と悔しさよりも不安そうな表情を見せていましたが、同じ展開に持ち込み見事にリベンジ成功。
今度は年末の大舞台でSG連覇を狙うことになります。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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