■沢朋之
もうだいぶ前の記憶となってしまったが、9月19日から始まった山陽プレミアムカップの5日間。
予選初日・2日目は全て良走路で行われ、オール10Mオープンの番組のせいもあってか、終始堅めの配当が続いた。3日目準々決勝戦では、8R以降が湿走路に。それにより1着勝負駆けを決めたのが9Rの田中茂。このレースは3着にも人気薄の早船歩が入って、3連単15万円台と、初日からの堅い流れをブチ壊すような超高配当に。
再び良走路となった翌4日目の準決勝戦はオール0Mオープン。
9Rでは①鈴木宏和がイン先行からぶっちぎりの1着。2番手で出た②新井日和がそのまま2着粘って3連単万車券に。
10Rでは⑥黒川京介が一番人気に応える外目からのカマシスタートを決め、インから2番手残した①金子大輔が2着。
11Rでは⑦永井大介が先行。人気の⑧鈴木圭一郎はバックで3番手を確保も、③早川清太郎に接触され5番手まで車を下げる。しかしここから怒涛のさばき上げが。先に永井をかわした④有吉辰也を5周3Cで難なくさばいて先頭に立った。
12Rは②岩見貴史が先行。序盤4番手からさばいた⑧青山周平が前半で2番手につけるも、インを閉める岩見に苦戦。ここに③中村雅人も絡んできて、ゴールまでどうなるかわからない緊迫の展開。
最終4コーナー、中村が岩見のインを突くと両者外に流れ、3番手となった青山がイン一気に逆転。結果は2番人気だったが、まれに見る好レースと印象に残った。
【優勝戦】
0Mオープン 4100M
①青山周平 3.31
②黒川京介 3.31
③鈴木宏和 3.32
④鈴木圭一郎 3.31
⑤有吉辰也 3.38
⑥中村雅人 3.37
⑦金子大輔 3.38
⑧新井日和 3.36
試走タイムにばらつきがあるのは、今回も優勝戦で行われた車載カメラの影響が多少なりともあったか。
先行は黒川。2番手で追う青山周が前半徐々に接近から3周3Cでインさばいて先頭に。そのまま青山ー黒川でのゴール線となった。試走タイムからやや人気を落とした鈴木圭は序盤青山との3番手競りに敗れて道中4番手。そこから鈴木宏をさばいて3番手に上がったものの、以降は行き足振るわず3着いっぱいの結果となった。
さて、今回のテーマは真の日本一を決めるSG日本選手権!
それを前に宣伝をば。
今回の選手権では、5日目(11/2)にオートレース船橋、5日目(11/3)にはオートレースしおさい鹿島にて、全国専用場外向けの現地配信を実施予定。お近くの方はぜひご来場を!お待ちしております。
そしてそして。2016年、船橋オートの廃止と共に活動を停止した、本邦初のレース予想&ギターユニット「的中ボーイズ」が、このほど8年ぶりに復活(当モバイルでも専用コーナーがありました)!
11/10(日)にはオートレース成田にて復活ライブ&予想会を。さらに11/23(土・祝)には、ギャンブルファンにはお馴染みの新橋「GYO汁(ギョウジュウ)」さんにて、インストア予想会を実施いたします。
詳しくは私のX(旧Twitter)@sawatomoyuki での告知、もしくはお店(03-6770-6170)までお問い合わせを。定員20名限定のため、お早めのご予約をおススメいたします。よろしくお願いいたします!