トップ

【無料記事】
伊勢崎SGオートレースグランプリ振り返り


■沢朋之
すでに選手も関係者も6日間の長丁場にすっかり慣れた感のあるSG開催。今年もお盆のこの時期には恒例の伊勢崎ナイターでのオートレースグランプリが行われた。

初日からの予選3日間のポイント争奪戦は熾烈を極め、佐藤貴也、松尾啓史といった有力どころが反妨により失権。それでも良走路で進んできた予選段階ではあったが、勝負どころの4日目最終予選は湿・ブチの不安定走路に。
そんな中、やはりと言おうかオール1着で勝ち上がってきた青山周平・鈴木圭一郎の業界トップ2。準決勝(良走路)もしっかり1着で勝ち上がり、共に全勝のまま両雄相まみえる優勝戦(0Mオープン・10周戦)を迎えた。

【優勝戦】
①青山 周平 3.28
②黒川 京介 3.29
③鈴木圭一郎 3.27
④佐藤 摩弥 3.33
⑤鈴木 宏和 3.32
⑥若井 友和 3.31
⑦木村 武之 3.34
⑧森本 優佑 3.32

鈴木宏のトップスタートにインから2番手に付けた青山周が2周1コーナーでさばいて早くも先頭に。出足4番手となった鈴木圭も同時に佐藤摩をさばき、2番手粘る鈴木宏を4周3Cで逆転。この時点で今回もトップ2のバトルに。

インを閉めて離さず、マクリ仕掛けにもしっかり伸び返す完璧ブロックを続ける青山周に対し、9周1コーナーでインをこじ開けて一旦は抜いた圭一郎だったが、2コーナーややはらんだところを青山が再逆転。場内の歓声も最高潮に達した。

結局残り1周半もしっかり守った青山周がこの大会5度目、3連覇のゴールを駆け抜けた
昨年来、直付けされた圭一郎に抜かれることも何度かあった青山だったが、今回は地元での完璧なレース。まだまだ2強時代は続くであろうことをうかがわせた。

そして今回のテーマである飯塚ダイヤモンドでは再びぶつかり合う2強対決がまずは楽しみ。
私は今回も5日間、全国専用場外向けのzoom予想配信をお届けいたしますが、24、
25日の土日には東京都心・ラピスタ新橋さんでの現地配信を、オート系著名YouTuber『しゅうちゃんネル』さんをゲストに迎えて行います。非会員の方でもご入場になれますので、ぜひ2日間我々の生予想と共にレースを楽しみにご来場ください。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
(C)2024 CYBIRD