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川口G1キューポラ杯振り返り


■高橋希

7月15日、真夏の祭典・G1キューポラ杯の優勝戦が川口オートレース場で行われました。
前日の準決勝戦は10R発走直前から突然の大雨。各選手はその雨に明暗を分けられる形となり、9Rの良走路で勝ち上がったのは佐藤摩選手上和田選手。逆に雨を味方につける形となった加賀谷選手岩見選手らが優出を決めました。

12R【優勝戦】(10mオープン)
①上和田拓海 3.32
②岩見 貴史 3.29
③加賀谷建明 3.31
④永井 大介 3.29
⑤佐藤 摩弥 3.33
⑥佐藤  励 3.28
⑦黒川 京介 3.26
⑧鈴木圭一郎 3.26

普段は外枠になることが多い永井選手が4枠に入る超豪華な顔ぶれとなった優勝戦。
レースは2枠から岩見選手が渾身のトップスタートを決め、外からは黒川選手がカマシスタートから2番手を奪う。
センター勢はスタート劣勢で、圭一郎選手もうまく乗っていくことができず中段の位置。
粘り強く走る岩見選手を豪快にまくった黒川選手が早々と抜け出す一方、圭一郎選手は岩見選手をさばくのに時間を費やし2番手に上がった時には黒川選手ははるか前方。
後続を引き離した黒川選手がそのまま押し切って地元G1初制覇。2着は圭一郎選手、3着は岩見選手が粘り切った。

優勝した黒川選手は、またしてもそのポテンシャルの高さを見せつけました。
もう完全に機は熟しているので、年内のSG初制覇を期待せずにはいられません。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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