■ジェット社
今年は例年に比べて異常な猛暑となっています。どうか皆さん体調を崩されませんようご自愛ください。
川口オートレース場は、現在給水機が無いので、水分補給は各自で飲料を準備されたり、食堂や自動販売機で飲料を買うなど、対策していただけると幸いです。
何はともあれ、川口オートゆかりの「G1キューポラ杯」です。熱いレースが繰り広げられるのは間違いないです。どうぞ今回の「G1キューポラ杯」を楽しんでいただけたらと思います。
さぁ、そんな歴史ある「G1キューポラ杯」。私の方からは、近10大会の優勝戦の結果を紹介したいと思います。
【2014年7月】
優勝:浦田 信輔
2着:池田 政和
3着:中村 雅人
3連単 7-4-8 2,270円
【2015年7月】
優勝:浜野 淳
2着:高橋 義弘
3着:永井 大介
3連単 3-4-6 2,950円
【2016年7月】
優勝:木村 武之
2着:早川 清太郎
3着:牧野 貴博
3連単 7-8-3 5,930円
【2017年7月】
優勝:永井 大介
2着:早川 清太郎
3着:高橋 貢
3連単 4-1-8 1,280円
【2018年7月】
優勝:永井 大介
2着:鈴木 圭一郎
3着:佐藤 摩弥
3連単 7-8-2 1,070円
【2019年7月】(湿走路)
優勝:青山 周平
2着:若井 友和
3着:高橋 貢
3連単 8-4-6 16,760円
【2020年8月】
優勝:早川 清太郎
2着:中村 友和
3着:木村 武之
3連単 7-3-5 8,370円
【2021年8月】
優勝:鈴木 圭一郎
2着:小林 瑞季
3着:高橋 貢
3連単 7-4-6 12,690円
【2022年7月】
優勝:早川 清太郎
2着:永井 大介
3着:鈴木 圭一郎
3連単 6-7-8 6,380円
【2023年7月】
優勝:佐藤 摩弥
2着:鈴木 宏和
3着:丸山 智史
3連単 6-5-3 3,430円
と、このような結果となっています。
こう見ると、2強の青山選手と圭一郎選手は、わずか1回ずつの優勝となっており、この2強がなかなか獲れないタイトルと言えると思います。
なので、優勝戦は思い切って2強の頭を外して買うのも面白いかもしれませんね。
去年は佐藤摩弥選手が初のG1制覇となりました。今回はどんなドラマが待っているのか?
■青山博亮
直近約2か月はG1レースの開催がありませんでしたが、自分の方ではここ3回のG2レース(G2川口記念・G2稲妻賞・G2浜松記念)の振り返りをさせていただきます。
5月下旬のG2川口記念は大会連覇が掛かる青山周平選手が直前での欠場となり、シリーズは大混戦ムードに。初日から完調の愛車と共に躍進を見せた小椋華恋選手が優勝戦も試走3.29と試走自己ベストタイをマーク。
レースも序盤から軽快なペースで引っ張ると、最後まで2番手以下の追撃を許さず1着ゴール。
グレードレース初優出・初優勝の大金星を掴み取った小椋選手。女子オートレーサーでは佐藤摩弥選手に次いで2人目のグレードレース制覇。
2023年1月の川口ナイトレースで自身初優勝を果たし、女子選手デビュー最速優勝(1年30日)を記録しましたが、今回は女子選手デビュー最短グレードレース優勝記録までも樹立しました。
6月初旬の伊勢崎G2稲妻賞は、優勝候補筆頭の青山周平選手が連日圧巻の走りで負けなし4連勝で優出。昨年大会覇者の荒尾聡選手も厳しい道中を乗り越え優出を果たしました。
優勝戦は人気対抗格の荒尾聡選手が好スタートから2周回で抜け出す展開。そこからは迫りくる後続を次々と抑え込み、最後まで付け入る隙を与えず1着ゴール。
速攻抜け出しから最後まで後続をシャットアウトとなった荒尾聡選手がG2稲妻賞連覇達成。今年グレードレース初制覇を決めました。
6月下旬に行われたG2浜松記念曳馬野賞は、乾きかけの難走路での決戦に。
レースは悲願のグレードレース初制覇を狙う鈴木宏和選手が中盤で抜け出す展開も、終盤でインからとらえた高橋貢選手が約3年ぶりのグレードレース制覇。難走路で経験値を見せつけ久々のグレードタイトル奪取。
今年2月には歴代最多勝利記録を達成し、現在1655勝と自らの記録を伸ばし続けています。今回のG1キューポラ杯にも出場予定となっており、初日から華麗なさばきに期待したいところ。