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ギャンブル等依存症問題啓発/初めての浜松ロッカー取材


■ジェット社
ギャンブル等依存症問題啓発の時期になりました。

そこで「ギャンブル等依存症」については、以前にも語らせて頂きましたが、この場を借りして再度お話したいと思います。

はじめに「ギャンブル等依存症」とは、あるメディアの文章を引用させて頂きますと、原則は「ギャンブル等にのめり込んでコントロールができなくなる精神疾患の一つ」、また、これに付随して「自身や家族の日常生活又は社会生活に支障を生じさせること」などとあります。

これは公営レースだけではなく、パチンコ・パチスロ・株・投資・FXなども共通することだと思います。

この「ギャンブル等依存症」について、私は専門家ではありませんので、私個人的に思っている話になりますので、そこはご了承ください。

私がもっとも重要だと思えるポイントを3点あげさせて頂きます。

【1】小遣いの範囲でやる
言うまでもないことですが、使ってはいけないお金まで手を出して、オートレースをしてはいけません。
お金が簡単に増える仕組みなんて世の中には存在しませんし、もし増える可能性があるとすれば、それなりにリスクがあるものです。
「今月の家賃が払えるか?」「一攫千金で借金を返せるか?」など、思われる方がいるかもしれませんが、もし負けた場合は取り返しがつかなくなります。
もし仮に当たったとしても、その場しのぎだけであって、ますます依存度が高まり、さらに悪循環になる恐れがあります。
よって、「お小遣いの範囲でやる」。これは絶対的な境界線だと思います。使ってはいけないお金に手を出そうとしたら、どうか冷静になって踏みとどまって下さい。
私個人的な考えですが、家族や大切な人の顔を思い浮かべたり、仕事でよりお金を稼ぐ方法を考えたり、いろいろ感情修正ができることがあると思います。

【2】買い方にメリハリをつける
どの選手が来るか解らないレースでも、大金を入れてしまう方がいると思います。本来は、自分が自信をもてるレースを選んで買うようにすれば少しは出費を抑えられ、よりレースを集中して堪能できると思います。
また、もし買わなかった時に「買っていれば当たっていた」など思われる方も多いと思います。
しかしそれは「この選手は恐い」「あの選手も恐い」など、何十通りの思考がある中で、結果を見た時に「買っていれば当たっていた」と思ってしまう方が多いと思います。
この事から、買わないと不安になり、全てのレースに手を出してしまう方が多いと思います。
このようなことから負け金が膨れ上がり、思ったよりも損失がでてしまうことがあると思います。

【3】負けを取り返そうとしない
負けている時は「取り返そう」と思わない方が良いと思います。「取り返そう」と思うと、賭け金が倍になったり、オッズの良い所ばかりに気が取られ、本来の予想からズレてしまう傾向があります。
また「取り返そう」という思いがあると、先ほども触れたように使ってはいけないお金に手を出すこともあるかと思います。
そんな時は、冷静になって「その日は、その日!」「勝つ日もあれば、負ける日もある!」と、割り切って考えることが大切だと思います。

最後に、何はともあれ、予定していた軍資金の範囲で、ほどよく楽しむことが大切だと思います。お客様達がオートレースとうまく付き合って頂き、末永くオートレースを楽しんで頂けることを深く望んでおります。


■高橋希
4月15日からの普通開催で、初めて浜松ロッカーに取材にいってきました。
ロッカーに入った第一印象は、一つ一つが少し狭い感じですがきれいにされていて明るなという印象でした。

幸運にも伊勢崎の選手が20人以上いたので、ロッカーに入ってもいつもと変わらない雰囲気で取材もできましたが、初めてなのでどこに誰がいるのかを、ロッカー表を見ながら探すのがひと苦労でした。(取材を始めたころを思い出しました・笑)

浜松のロッカーで私を見かけるのが珍しいのか横田(翔紀)選手菅野(仁翔)選手が寄ってきて、「なんか珍しいなと思って…」と話しかけてきてくれたり、離れと呼ばれる別棟のロッカーが分からない私を案内してくれたり本当に助けてもらいました(笑)。

その離れにはベテラン勢がいて、別府末選手を中心に楽しい雰囲気。10人ほどしか入れないロッカーとなっていて最年少が55歳の日室選手だったので、周りからは若手扱いをされていました(笑)。

伊勢崎は走路改修されたばかりですが浜松の走路はだいぶ使い込まれているのもあって、伊勢崎の選手のほとんどが「走路的にゴツゴツする」、「ドドドなのか走路が原因なのか分からない」とのことで、このあたりは地元勢にとって有利な部分なのかも知れません。

地元伊勢崎に戻ってから選手とお話しした際にも、「浜松でドドドがひどかったけど、地元では大丈夫」、「浜松ではいつもあんな感じ」と話している選手も多く、伊勢崎や川口の改修したばかりの走路に慣れていると浜松走路は難しいようですね。

その開催の初日は走路温度40℃と高めでしたが、思っていたよりも追い込みは届いていました。しかしながらさらに熱くなる5月は重ハン勢にとって厳しい戦いとなるのは間違いなさそうで、軽ハン勢の活躍も頭の片隅に入れておいた方が良さそうですね。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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