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伊勢崎G1シルクカップ振り返り


■高橋希
2024年のグレードレースの幕開けは、毎年恒例となっている伊勢崎G1開場47周年記念シルクカップ。
SS王座決定戦で圧倒的な強さを見せつけた青山周選手がスーパーハンデとなり、SSトライアル出場の11名を筆頭に激戦が予想されました。

SSトライアルを突破し、大みそか決戦に出場した高橋貢選手・中村雅選手・黒川選手・佐藤貴選手・荒尾選手の5名が優出漏れと、強豪揃いの大会で厳しい戦いになりましたが、スーパーハンデを克服した青山周選手はきっちり優出を決め、打倒・青山周選手に燃える早川選手永井選手も優出と豪華メンバーが出揃いました。

【G1開場47周年記念シルクカップ優勝戦】
①三浦 康平  0  3.28
②松本 康  10  3.28
③松尾 啓史 10  3.31
④早川清太郎 10  3.27
⑤丹村 飛竜 10  3.28
⑥長田 稚也 10  3.26
⑦永井 大介 10  3.31
⑧青山 周平 20  3.27

0線の三浦選手がしっかりスタートを決め、10線は内枠から松本康選手が先行するが、スーパーハンデの青山周選手は前の松尾啓選手と永井選手を叩く好スタートを決める。
三浦選手と松本康選手が重なる壁をこじ開けた早川選手が2番手に上がるが、青山周選手も続く形で3番手に。
早川選手が抜け出す前にさばいた青山周選手が2番手に上がると、粘る三浦選手もかわして先頭に抜け出し圧巻のゴール。
2着争いは最終周回3Cで早川選手を抑え込んだ三浦選手が入り、引いた早川選手をまくった松本康選手が3着となった。

とどまるところを知らない青山周選手の強さ。強烈なメンバーを相手に予選・準決勝戦の4日間で勝ち切れないところもありましたが、終わってみれば圧勝で2024年も「青山周平イヤー」となりそうです。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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