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2024年のオートレース界を予測/2024年期待したい選手


■沢朋之
2024年あけましておめでとうございます。
今年もオートレースとオートレースモバイルをよろしくお願いいたします。

さて、年頭にあたり私に課せられた今回のテーマは「2024年のオート界を予測する」。
さて、どうすべぇと思案しているところに一報が。

『川口オートレース場における1日2開催の実施について』
一場で1日20レース!? 昼間は有観客の普通開催(12R)、夜は無観客のナイトレース(8R)。選手は普通開催96名の中からナイトレース56名をスライド出走…
とにかくすごいことをやるものだの一言だが、私見では同じ場で朝から晩までレースをやっているというのは、ファン獲得のためには良いことのような気もする。昼夜同じ選手が走るということであれば、各選手の動向もつかみやすく、予想もしやすい
今後これがそこかしこで行われるようになってくると、開催日程の概念も大きく変わってきそうだ。

そのあたりを含め、大きな改革期に差し掛かっている現在のオートレース界。
選手面に目をやれば、前回の当欄で記した通り、2強の時代はまだまだ続くも、若手の台頭は急激に進みそうだし、東の黒川京介選手、佐藤励選手、西の長田雅也選手、そしてSSトライアルの8周戦で実績を残したスタート王・鈴木宏和選手の4名のうち誰かがSGを奪るかも!そんな予感がしている。

今や売り上げシェアの7割以上をネット投票が占める状況となる中、レース場本場や専用場外の活性化にまつわる企画が盛んになってくることを希望したい…と、これは予測ではなく希望的観測だが。

私自身の今年の抱負としては、日程・売上の土台を支える普通開催、そしてオートレースの醍醐味であるハンデ戦をファンの皆さんにもっと楽しんでいただけるような活動を、と考えております。
もう一つは消音開催の予想ロジックを自分なりに確立させること。今年もご一緒にオートレース楽しんで参りましょう!


■ジェット社
まずはじめに、新年のご挨拶を申し上げます。
そして、「能登半島地震」に関して、被害を受けた方々の心中をお察し、心よりお見舞い申しあげます。これ以上、被害が広がらないように、また1日でも早く復旧できることを、心よりお祈り申し上げます。

本題になりますが私の方からは、「2024年期待したい選手」ということで。
まず佐藤励選手には期待が膨らみます。
みなさんもご存じの通り、去年の12月に山陽G1スピード王を制覇し、大晦日にはスーパースターシリーズ戦をも優勝しました。佐藤励選手は去年の7月から1級車に乗り替わったばかりです。ここまで成長のスピードがハンパない選手もいないですよね。今年はSGの優勝戦でも連対圏に入る力は十分にあると思います。

次に黒川京介選手。スーパースター王座決定戦では青山選手と鈴木圭一郎の間からトップスタートを切りました。不安定走路に泣きましたがスタート力とスピードは2強に割り込んでおり、完全良路だったら優勝もあったと睨んでいます。今年こそは初のSG制覇もあるのではないかと。

若手の2級車では栗原佳祐選手村瀬月乃丞選手など、今年はどのように成長するか気になりますね。

そして女子レーサー。現在は佐藤摩弥選手が圧倒的な強さを発揮しています。これから第2の摩弥選手として、松尾彩選手、新井日和選手、西翔子選手らの活躍も期待されます。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
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