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川口SSフェスタ振り返り


■青山博亮
オートレースファンの皆様、新年明けましておめでとうございます。
昨年もオートレースモバイルをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
今年の記念戦線は早くも6日から、伊勢崎G1シルクカップが開催されます。

まずは年末に行われたSSフェスタの振り返りから。

SSシリーズ優勝戦は以下のメンバー構成となりました。
【11R・SSシリーズ優勝戦】
①西 翔子   0 3.45
②鈴木 清  10 3.47
③佐藤 励  10 3.40
④山田達也  10 3.40
⑤加賀谷建明 10 3.44
⑥丹村飛竜  10 3.37
⑦中村杏亮  10 3.38
⑧若井友和  10 3.37

レースは人気の佐藤励選手が好スタートから1周バックで一気に先頭奪取。しかし2周1Cで滑らせてしまい、2番手に付けていた丹村飛選手が隙を見逃さず先頭に立つ。3周1Cでは今度は丹村飛選手が滑らせてしまい、佐藤励選手が再逆転。その後丹村飛選手は大きくバランスを崩して万事休す。終盤は中村杏選手が猛追見せるも、最後まで先頭を守り切った佐藤励選手が優勝ゴール。

若手のホープ・佐藤励選手が山陽G1スピード王決定戦からの連続優勝。2023年は6Vと飛躍の年となりました。
しかし、本人の目標は遥かに高く、表彰式での言葉には将来のオート界を背負う力強い意気込みと覚悟を感じました。
「自分はNo.1になるためにオートレーサーになりました。スーパースター王座決定戦で優勝して、1つ自分の夢が叶うと思っています。まだまだ自分には足りない部分がいっぱいですが、もっと技術を見に付けて、来年も良いレースがたくさんできるように頑張ります」

今年はさらに上の舞台での活躍に期待したいところ。

そして年末の大一番、【SS王座決定戦】
①青山周平  0 3.34
②黒川京介  0 3.34
③鈴木圭一郎 0 3.34
④金子大輔  0 3.33
⑤荒尾聡   0 3.40
⑥佐藤貴也  0 3.39
⑦中村雅人  0 3.39
⑧高橋貢   0 3.33

レースは2枠の黒川選手がトップスタート。人気の青山周選手もうまく立ち回り2番手に付けると、1周3Cでは黒川のインにすかさず飛び込み先頭奪取。終盤は鈴木圭選手が猛追するも、わずかに振り切った青山周選手が5連勝の完全V。トライアル4回戦制では初の完全V達成となりました。

そして、歴代最多となる5回目の10連勝達成年間最多勝利記録(97勝)を樹立。2023年の賞金王と記録ずくめの優勝。
表彰式後の共同記者会見での「自分じゃないみたいですね。出来過ぎで今後が不安です。今日くらいは自分を褒めたい」といった言葉が印象的でした。

完全無欠のハルクが年明けシルクカップから始動。今年はどのような記録を打ち立てるのでしょうか。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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