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近10開催の山陽グレードレース/オートレース界三大ニュース


■ジェット社
今回は山陽スピード王ということで、私の方から山陽グレードレースの近10開催の優勝戦の結果を振り返りたいと思います。

2023年6月25日(日)GII小林啓二杯
優勝:黒川京介
2着:伊藤信夫
3着:鈴木圭一郎

2023年4月16日(日)GI令和グランドチャンピオンカップ(雨)
優勝:中村杏亮
2着:佐藤貴也
3着:鐘ヶ江 将平

2023年3月21日(火)特別GI共同通信社杯プレミアムカップ(雨)
優勝:荒尾聡
2着:金子大輔
3着:青山周平

2023年2月3日(金)GIIミッドナイトチャンピオンカップ
優勝:桝崎陽介
2着:前田淳
3着:角翔太郎

2022年12月18日(日)第57回GIスピード王決定戦(ブチ)
優勝:松尾啓史
2着:若井友和
3着:松本康

2022年10月10日(月)GII若獅子杯争奪戦
優勝:佐藤励
2着:泉田修佑
3着:緒方浩一

2022年7月18日(月)GII小林啓二杯(雨)
優勝:鈴木圭一郎
2着:松尾啓史
3着:西村龍太郎

2022年4月17日(日)第3回GI令和グランドチャンピオンカップ
優勝:平田雅崇
2着:鈴木圭一郎
3着:若井友和

2022年3月29日(火)GIIミッドナイトチャンピオンカップ
優勝:丹村飛竜
2着:西村龍太郎
3着:中山光

2021年12月19日(日)第56回GIスピード王決定戦
優勝:青山周平
2着:岩見貴史
3着:篠原睦

と、このような結果となっています。お気付きでしょうか?
近10開催は全てユニークで、別々の選手が優勝しています。

さらに「GIスピード王」に関しても近5開催を見てみると↓
2022年12月18日(日)第57回GIスピード王決定戦(ブチ)
優勝:松尾啓史
2着:若井友和
3着:松本康

2021年12月19日(日)第56回GIスピード王決定戦
優勝:青山周平
2着:岩見貴史
3着:篠原睦

2020年12月20日(日)第55回GIスピード王決定戦
優勝:木村武之
2着:鈴木圭一郎
3着:青山周平

2019年12月22日(日)第54回GIスピード王決定戦(雨)
優勝:黒川京介
2着:佐藤貴也
3着:佐々木啓

2018年12月16日(日)第53回GIスピード王決定戦(雨)
優勝:鈴木圭一郎
2着:岩崎亮一
3着:別府敬剛

と、これまた全てユニークで別々の選手が優勝しています。

またオカルト的は話になってしまいますが、今回の優勝者は、上記にない意外な選手かもしれませんよ(笑)。優勝戦で高配当を狙う方はぜひ参考にして下さい。


■吉田修叶
今年のオートレースを振り返ると、いろいろなことがありました。
自分の方からは、今年のオートレース界三大ニュースをピックアップします。

☆大活躍の長田稚也選手
まずは一つ目です。飯塚担当としても、今年の長田稚也選手の活躍は凄まじかった。
8月のG1ダイヤモンドレースでG1初優出、初優勝の快挙達成。優勝戦後の表彰式での涙も印象的でした。
そこからの快進撃も続き、圧巻だったのはSG日本選手権。準決勝戦での冷静なハンドルワーク、強豪メンバーを相手にマクり攻めで抜け出したシーンは度肝を抜かれた方も多いのではないでしょうか。優勝戦もスタートは劣勢でしたが、最後まで諦めない走りで4着に入り、年末のSS王座決定戦トライアルへの出場も決めてしまいました。
極めつきは、12月9日飯塚ミッドナイト優勝戦。佐藤励選手の10連勝達成なるか注目されましたが、阻止したのも長田稚也選手。
最近の走りっぷりを見ても充実しているのが分かり、年末はどんな走りを披露してくれるのか、個人的にもイチオシの選手で楽しみです。

☆佐藤摩弥選手、女子オートレーサー史上初のG1優勝達成
次に、この選手の活躍は外せません。7月17日の川口オートG1第47回キューポラ杯でG1初制覇。オートレースモバイルのスポンサーでもある我らが佐藤摩弥選手のG1初優勝に、感動された方も多いのではないでしょうか。
私自身、取材で印象に残っているのが、飯塚G2ミッドナイトチャンピオンカップ優勝戦後のことです。普段のロッカーでは鋭い眼差しでマシンの調整しているシーンを目の当たりにしているので、自分もかなり緊張してコメントを取らせて頂いたのを鮮明に覚えています。結果も6着だったのであまり答えてくれないかなと思い、恐る恐る近づきました。マフラーの取り外しや帰宅の準備で忙しい中にも関わらず、丁寧にレースを振り返る神対応に感激しました。今後期待されるのはもちろん、SG初制覇。年末のSS王座決定戦での活躍にも期待しましょう。

☆約4年ぶりに飯塚オートファン感謝祭開催
最後に、個人的にも印象に残っているのが、11月11日に飯塚オートレース場で行われたファン感謝祭。こちらの模様は当サイトのイベントレポートやYouTubeで配信されているので、まだご覧になっていない方はぜひご覧ください。
約4年ぶりの開催ということもあってか、場内は大盛況。自分もこの日ばかりは家族サービス、一ファンとしての気持ちを優先させてもらい、イベントを楽しむことができました。
場内では選手と話したり、普段ロッカーでは見れない一面も見ることができてとても新鮮でした。
今回は飯塚所属の選手がほぼ全員参加しており、ファンの方もお目当ての選手に会えたのではないでしょうか。選手からも「また、来年もやりたい」との声も多く、今後もファン感謝祭を継続していってほしいです。

最後はファン感謝祭についてをゴリ押しする形となってしまいましたが、今後も全国各地でのファンサービスやイベントを充実させてもらいたいです。お隣の山陽オートでは12月から新走路となり開催ラッシュとなっており、こちらも目が離せません。

最後に、今年も取材記事、予想などご覧いただきありがとうございました。まだまだ未熟な点も多いですが、今後も取材を通して皆様の車券に役立つ良い情報を提供できるように、努力していきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
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