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SSトライアル出場枠


■ジェット社
今年も早いもので、年末のスーパースター王座決定戦トライアル(※以下「SS」に省略)の出場をかけた戦いが、いよいよ最終戦を迎えます。
みなさんもご存じの通り、10月31日から開催される浜松SG日本選手権が、SS出場権をかけた最後の戦いとなります。

念のために、SS出場条件(16名)のおさらいを。
【1】今年のSG優勝者
【2】各場競走成績第1位者(1/1~10/31)
【3】今年のSG及びプレミアムCの優勝戦のポイント獲得上位者


まず【1】今年のSG優勝者と、【2】各場競走成績第1位者が出場ができます。
あとは、上記の選手達を除いた、残りの枠が【3】今年のSG及びプレミアムCの優勝戦のポイント獲得上位者となるわけです。

現在の状況ですと↓

【1】今年のSG優勝者
・鈴木圭一郎(全日本選抜・オールスター)
・青山周平(グランプリ)
計2名

【2】各場競走成績第1位者
※11月以降に決定

【3】今年のSG及びプレミアムCの優勝戦のポイント獲得上位者
・金子大輔:30点
・佐藤摩弥:22点
・黒川京介:20点
・荒尾聡 :15点
・伊藤信夫:10点
・鈴木宏和:7点
・西原智昭:7点
・佐藤貴也:6点
・中村雅人:5点
・中村杏亮:5点
・篠原睦 :3点
・永井大介:1点
・角南一如:1点
計13名

となっています。

現在、権利が発生しているのは上記の15名。

今の状況では、新たな「SG優勝者」、ポイントが無い「各場競走成績第1位者」、新たに2点以上を取る「ポイント獲得上位者」が現れない限り、1点の永井選手と角南選手が出場できることになります。

逆に、新たな「SG優勝者」、ポイントがない「各場競走成績第1位者」、新たに2点以上を取る「ポイント獲得上位者」が多数現れれば、それなりにボーダーラインは上がり、1点の永井選手と角南選手は出場の危機に迫られます。
こればかりは結果次第となりますが。

そこで、私なりの見解ですが、焦点となるのは「各場競走成績第1位者」だと思います。この枠から何名入るかによって、おおよそのボーダーラインが見えてくると思います。
そんな中、伊勢崎は青山周平選手、浜松は鈴木圭一郎選手で、SG優勝者と重複し、新たな選手の枠は無さそうです。
しかし、山陽勢からは確実に1名入り、飯塚勢からは有吉辰也選手が入りそうな気がします。あと川口勢は、中村雅人選手佐藤摩弥選手が不振な期間があったので、もしかしたら若井友和選手が選ばれるかもですね。
よって、「各場競走成績第1位者」は2名、もしかしたら3名という感じでしょうか。

現在、権利が発生しているのは15名です。これに「各場競走成績第1位者」から2~3名の選手が出場権利を得れば、1点の永井選手と角南選手は17番目・18番目となり出場できません。

よって、私の見解では今年のボーダーラインは2点前後ではないかと。

ちなみに近5年のSS出場のボーダーラインはこのようになっています。
2018年:3点
2019年:5点
2020年:5点
2021年:5点
2022年:1点

去年はなんとボーダーラインが1点でした。

今年もたくさんの選手にチャンスが残されています。優出して6着の3点、もしくは7着の2点でもSS出場圏内だと思われます。


■青山博亮
オートレース界最高峰のレース、SG日本選手権がいよいよ開幕。今年の選手権の舞台は浜松走路です。
佳境を迎えたSSポイント争いですが現時点でSG制覇者の鈴木圭選手と青山周選手が出場確定。その2名を除くポイント状況を見てみると…

金子大輔 30点
佐藤摩弥 22点
黒川京介 20点
荒尾 聡 15点
伊藤信夫 10点
鈴木宏和 7点
西原智昭 7点
佐藤貴也 6点
中村雅人 5点
中村杏亮 5点
篠原 睦 3点
永井大介 1点
角南一如 1点

ここに日本選手権の優勝者・ポイント獲得者と各場ランク1位の選手が加わり年末SS出場16名が決まります。

S級上位陣でノーポイントの状況に置かれているのは有吉辰也選手・高橋貢選手・早川清太郎選手・若井友和選手といったSS常連組。
15大会連続出場中の永井選手も現時点で1点とポイントの上積みがないことには出場は危うい状況に。

現時点で5ポイント以上持っている鈴木宏選手・中村杏選手の2名はSS初出場が大きく見えています。
荒尾選手は初出場を決めた2004年大会から20年連続でのSS出場となりそう。

最後の勝負掛けを決めて年末SS出場を決める選手は果たして!?

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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