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伊勢崎G1ムーンライトCC振り返り


■高橋希
以前はナイターの終わりを告げる開催となっていたムーンライトチャンピオンカップですが、最近はこのあともナイターが続くので終わりを告げる大会ではなくなってしまいました。
それでもナイターの時間帯になると過ごしやすくはなってきて、秋の訪れを伝えるには十分な気候での戦いとなりました。

台風の影響で不安定な天候となった予選では、篠原選手・内山高選手・長田稚選手・西原選手・木村武選手・鈴木宏選手といった強豪が準決漏れ。
そして準決勝戦でも佐藤貴選手・有吉選手(自落)・中村雅選手の8号車3名が敗れる波乱とはなりましたが、地元3強は順調に勝ち上がり、節目の30回大会に相応しい8名が出揃いました。

【12R 優勝戦】
① 木村 享平  0  3.35
② 石川 哲也 10  3.32
③ 鈴木  清 10  3.35
④ 丹村 飛竜 10  3.36
⑤ 若井 友和 10  3.32
⑥ 高橋  貢 10  3.34
⑦ 早川清太郎 10  3.31
⑧ 青山 周平 10  3.29

試走1番時計の青山周選手が人気の中心となりましたが、レースはその人気に応えるべくあっけない幕切れとなりました。

内枠から鈴木清選手が好スタートを決めるも、大外からカマシた青山周選手が、1周回バックで0線の木村享選手までまくり切って先頭に浮上し、あとは後続を引き離す圧勝劇

注目の2番手争いは序盤リードを広げた鈴木清選手が、同地区の若井選手の追い上げを振り切って2着に入りました。
地元3強の高橋貢選手は試走から精彩を欠いて8着。人気対抗格となった早川選手も見せ場なく5着で終わり、両雄ともにプレミアムカップでは機力の上積みが急務。

対して優勝戦4着となった丹村飛選手は上昇気配で、プレミアムカップでも要注意の1人となりそうです。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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