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飯塚グレードレースの直近5開催/佐藤裕児選手インタビュー


■ジェット社
さぁ、今回は飯塚G1ダイヤモンドレースのオートーークということで、私の方から飯塚グレードレースの直近5開催の優勝戦の結果を振り返りたいと思います。飯塚グレードレースの優勝戦に強い選手が、おのずと浮かび上がってくると思います。

●2022年11月23日(水)G1開設記念レース(湿走路)
優勝:加賀谷建明
2着:中村杏亮
3着:浦田信輔

●2023年3月12日(日)G2オーバルチャンピオンカップ(湿走路)
優勝:中村杏亮
2着:鈴木圭一郎
3着:永井大介

●2023年4月30日(日)SGオールスター・オートレース
優勝:鈴木圭一郎
2着:佐藤摩弥
3着:青山周平

●2023年7月7日(金)G2ミッドナイトチャンピオンカップ(湿走路)
優勝:有吉辰也
2着:藤岡一樹
3着:中村杏亮

●2023年8月1日(火)G2オーバルチャンピオンカップ
優勝:荒尾聡
2着:鈴木圭一郎
3着:中村杏亮

と、このような結果になっています。

お気付きでしょうか!?
直近5開催中、中村杏亮選手が4開催も優勝戦で連対(1回優勝)しているのです。S級のトップレーサーを差し置いて、この成績はハンパないです。
今では地元飯塚にめっぽう強い選手と言えるのではないでしょうか。信じるか信じないかはあなた次第です(古いフレーズですが(笑))。予想の参考になれば幸いです。


■吉田修叶
8月20日佐賀競馬場で8月25日~29日に飯塚オートで開催される「G1第66回ダイヤモンドレース」のPRイベントに行きました。
その際、今回はポスター男でもある佐藤裕児選手に、意気込みと現状のマシン状態等についてお話聞きましたのでご紹介します。

Q1.まずは、意気込みから
地元のG1でポスターにも起用してもらい、とても嬉しいです。初日から全力で行きます。

Q2.近況のエンジン状態、タイヤについて
前節の飯塚ナイター最終日に2走して、結果は2着、3着。いろいろと調整をしてエンジンも良くなっている。初日はパーツ交換等は考えず、セッティングで合わせて行きたい。タイヤはいろいろと用意しているのでOK。

Q3.スタートについて
1か月前くらいから良くなっています。とある先輩(超一流選手)からですが、セッティングを教えてもらいました。今まで自分がやらないようなセッティングなのですが、それに慣れてきてからスタートも良くなりました。

Q4.大得意のブチ走路について
地元の走路も新走路になってからは走路の回復が早く、良走路か湿走路のどちらかになっている感じ。最近はブチ走路で走る機会が少なくなっている。全国的にも走路改修が進んで、変なブチ走路にならないので、自分的には困っています(笑)。

質問、返答に対して振り返ると・・・
1.意気込みを語る際は表情からも強い意思が感じられ、ポスター抜擢に恥じない活躍を見せてくれそうだ。

2.エンジンの手ごたえは感じている様子で、パーツ交換を考えずに初日を迎えるのは安心材料。タイヤもいろいろとあるそうで、足回りの心配も聞かれなかった。

3.スタートについてが興味深い。とある選手とは?と気になるところだが、本人からも名前は控えて欲しいとのことで、こちらは企業秘密。スタートに要注目。

4.佐藤裕児選手といえば、ブチ走路。最近はどのレース場も走路改修となっており、本人にとってのセールスポイントが発揮できないのは最大の痛手か。

今回は急な取材となりましたが、丁寧に答えてくれました。
最近はYouTubeの飯塚オート選手会チャンネルでの活躍や、好感度も抜群な佐藤裕児選手。最後には熱走路も苦手意識は無いとのことだったので、暑い時間帯でも狙い目の存在となりそうです。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
(C)Autorace Mobile
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