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オールスターは荒れる?/消音マフラーでの戦い、どう変わる?


■ジェット社
さぁ、いよいよSGオールスターが行われます。
以前にも触れましたが、オールスターは、以下の要素から荒れるイメージがあります。

・初夏に入り気候的に選手が車を合わせるのに苦労をする
・ファン投票で選ばれた選手達だけあって腕のある選手が多い
・ハンデ前の選手も多く出場するため、ハンデ戦が多く行われる


今年は消音マフラーでのナイター開催となります。さらにエッセンスが加わった感じですね。

オールスターは、1日12レースを通して半分以上が万車券という日も珍しくないです。
特に、開催前半の予選は前逃げの高配当が出るイメージが強いです。
準々決勝以降は、ハンデ前の選手が重化されますが、最重ハンは10Mになる可能性が高いので、角度があるだけに内枠勢の絡みが出る傾向が強いと思われます。

去年は比較的に固い決着が多かったかもしれませんが、それでも80万円オーバーの高配当が出たり、5万円前後の配当もしばしば出ていました。

一昨年(2021年)を例に挙げますと、8号車(一番強いと評価される選手、0Mオープン戦は除く)の1着回数は、以下の通りでした。
初日:0回
2日:3回
3日:3回
4日:3回
5日:1回


このように、8号車の選手は苦戦をしいられる傾向が強いです。なので、ハンデ前の選手や最重ハンの選手でも内枠の選手を狙うのが面白いかと。
また万車券でも、10万円前後の配当がしばしば出るので、3連複でもおいしい配当となります。なので、3連複などの活用も良いかと思います。

初夏から夏場のグレードレースのハンデ戦は、基本的に荒れる傾向があります。しかし、私個人的には、特にオールスターは荒れる印象がありますね。

■吉田修叶
・消音マフラーでの戦い、どう変わる?
飯塚オートでは、4月から日中開催以外は消音マフラーでの戦いとなりました。
現在、消音マフラーを使用しているレース場は、川口、飯塚(ナイター、ミッド)、山陽(ナイター、ミッド)
当然ではありますが、この地区の選手は消音マフラーでの戦いに慣れており、有利と言えるのではないでしょうか。特に飯塚の選手は、4月からナイター、ミッドでの開催が続いており、ここで活躍した選手を狙ってみても面白いと思います。

観戦するに辺り、感じるのは【音】の違いです。これはぜひ、飯塚オートに来て通常マフラーと消音マフラーの違いを実感してもらいたいです。

・飯塚の新人36期生の成長が著しい!
今年の2月にデビューして、約2か月が経過した飯塚の36期の新人選手。
村瀬月乃丞選手は4月のナイター開催でオール2連対での勝ち上がりを決めて、デビュー初優出を決めました。続くミッドでも、連勝で連続優出となっており、日々成長している印象です。今後はハンデ重化も予想されそうですが、開けっぷりのいい大逃げに注目です。

帆景岬選手も急成長。3月末のナイター開催で初勝利。
その際は、1,620,780円の超高額配当を提供してくれました。
その後のナイター開催でも、節間に2勝するなど活躍が目立っています。両者ともにロッカーでは、デビュー戦の時とは明らかに表情も変わっており、今後のさらなる活躍に期待です。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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