■沢朋之
ちょっと前から「ヤングジャンプ」誌でスタートしたオートレース漫画『ビリオンレーサー』を毎号愛読しております。
これまでにもオートを題材とした漫画がいくつかありましたが、ストーリーはともかく、どの作品も競走車のデッサンが甘く、ビジュアル面重視のワタクシとしてはイマイチ入り込めなかったのですが（苦笑）、本作はその点かなりのレベルで、作者の画力の高さに敬服しつつ読み進めております。
最新号の第７回目でようやく養成所での競走車貸与～エンジン押し掛けのシーンと、ちょっと話の進みはゆっくりめですが、これは長期連載への布石？ この先の展開に大いに期待したいと思います。皆様もどうぞご覧ください。
さて、浜松よりＰＲを。
今回の飯塚ＧＩ開設記念が終わると、２６日（土）からは浜松オートにて新設Ｇ２『オートレースメモリアル』が行われます。一言で言えば「地区（場別）対抗戦」であり、その目玉は「元・船橋勢を含めた６場対抗戦」ということ。
当然のごとく鈴木圭一郎選手は船橋チームに。さらに元支部長・永井大介選手も出場予定とあって、船橋ファンにはたまらない５日間となりそう…いや、なるはず！
Ｇ２ということで地元Ｓ級が全員出場となる浜松勢の優位は揺るぎないところでしょうが、どうぞお楽しみに！
■ジェット社
ＳＧ日本選手権が終わり、ついにスーパースター王座決定戦トライアルの出場メンバーが決定されました。以下の１６名です。
鈴木圭一郎選手（浜松）
青山周平選手 （伊勢崎）
中村雅人選手 （川口）
荒尾 聡選手 （飯塚）
松尾啓史選手 （山陽）
早川清太郎選手（伊勢崎）
丹村飛竜選手 （山陽）
永井大介選手 （川口）
加賀谷建明選手（川口）
有吉辰也選手 （飯塚）
篠原 睦選手 （飯塚）
高橋貢選手 （伊勢崎）
木村武之選手 （浜松）
三浦康平選手 伊勢崎）
小林瑞季選手 （川口）
高宗良次選手 （飯塚）
今年の「ＳＧ・プレミアムカップ優勝戦得点上位選手」のボーダーラインは、なんと１点でした。
これは、今年はＳＧ全日本選抜がなく、１回目のプレミアムカップが中止になり、ＳＳの得点獲得のチャンスが４開催だけだったことが大きかったと思います。
これに加え、残念ながら昨年の決定戦でのフライングにより出場権利がなかった伊藤信夫選手の活躍もあり、得点が一部消滅したのも影響したかもですね。近況の伊藤信夫選手の実績は本当に素晴らしいです。私もグレードレース戦線でよく取らせて頂いているので、失権は本当に悔やまれます。
ＳＳ出場に向けて最後のチャンスだったＳＧ日本選手権、ここで得点を獲得した高橋貢選手と三浦康平選手。
そして結果は各場競走成績第１位となりましたが松尾啓史選手もしっかり優出を決めました。やっぱり底力がありますね。
私個人的には、今期Ｓ級５位で川口ナンバーワンの若井友和選手と、調子が上がっていた佐藤摩弥選手、その他、実力者の金子大輔選手や佐藤貴也選手らの動向に注目していましたが、残念ながら出場なりませんでした。
まぁ、それぐらいスーパースター王座決定戦トライアルに出場することは、超難関であり、実力はもとより運もないと、なかなか出場できるものではないということですよね。
初出場となる小林瑞季選手と高宗良次選手もどんな走りをしてくれるか楽しみですね。
ともにスタート力とスピードがあるだけに、ＳＳの舞台でも何かやってくれそうな予感がします。どこかで高配当を演出してくれるのではないでしょうか。
いや～、今からワクワクします！
あっ、まずいまずい！まずは今回の飯塚Ｇ１開設記念に集中しないと（笑）。
今回のＧ１も超豪華メンバーです。ＳＧ日本選手権で掲示板を独占した青山周平選手、鈴木圭一郎選手、荒尾聡選手の３強はもちろん、他のＳ級のトップレーサーも多く参戦し、また恐いＡ級選手達も多く出場します。今回もかなり盛り上がるのではないでしょうか。