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飯塚G1ダイヤモンドレース振り返り


■青山博亮
飯塚オート伝統のG1ダイヤモンドレース。直前での欠場選手が相次ぎG1では異例の7車立てと勝ち上がりも急遽変更となりましたが、激闘の5日間が終了。
初日から圧巻のスピードを見せ付けた中村杏亮選手が4連勝で優勝戦進出。地元G1ダイヤモンドレースでの嬉しいG1初優出となりました。

優勝戦は0mオープン。今開催は開催前検日に抽選した数字の小さい順に内枠から入る方式となり、内枠から松尾啓史選手、青山周平選手、佐藤貴也選手、鈴木圭一郎選手、中村杏亮選手、丹村飛竜選手、若井友和選手、久門徹選手といったメンバー構成となりました。

レースは人気を集めた②青山周選手がトップスタートを決め、③佐藤貴選手が続く展開。3周3Cでは④鈴木圭選手がインから2番手に上がり最後は猛追見せるも、ゴール前は僅差で振り切った青山周選手が大会3度目の制覇

これでG2稲妻賞、SGオートレースGP、G1ダイヤモンドレースとグレードレース3連続優勝となった青山周選手。今回のG1ムーンライトでは大会初制覇&グレードレース4連続優勝に期待が集まります。

そして何といっても初日からシリーズを盛り上げ続けたのは地元スピードスター中村杏亮選手。初日から4連勝でのG1初優出に、師匠の久門徹選手も続いて優出を決めたのもドラマチックでした。

その他では川口裕司選手のシリーズ4勝も印象に残りました。初日のフライングが非常に惜しまれましたが、連日熱走路の時間帯でも開けっぷり良い走りが目立ちました。今回の飯塚G1ダイヤモンドレースは地元若手選手の気持ちの入った走りが見られましたが、G1ムーンライトでも地元若手選手の躍動が見られるでしょうか。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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