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後期開催スケジュール/後期ランキング/山陽ミッドナイト2つの優勝戦


【ジェット社】
まず先日発表された後期開催スケジュールについて。

現在川口オートは走路改修が行われています。今回の走路改修は今まで積み上げたアスファルトを掘り起こし、新たに走路を作るという大規模な改修となっています。それゆえ長期間を要しています。
そんな中、12/1から川口開催が行われることになりました。ちなみに約5か月間も休場するだけに、その12月~来年3月までは過密開催となり、川口オート三昧となります。
新走路でスピードが出ると思われますので、ぜひ川口オートをご堪能して頂けたらと思います。

次に10月からの後期ランキングについて。
今年の1月~6月いっぱいの競走成績を審査して決定されました。青山周平選手と僅差で、鈴木圭一郎選手がS1に返り咲きました。これは圭一郎選手がSGオールスターを優勝したのが大きく、逆に青山選手は反則の減点があったことが響いたかもですね。
しかし、7月以降は青山選手快進撃が目立ちます。連続優勝はもとより、SGオートレースグランプリでは完全優勝しています。今から来年4月以降の前期ランキングが気になってしまいますね。
続いて、S3位には高橋貢選手、S4位には荒尾聡選手、S5位には若井友和選手となりました。
やっぱり貢選手はまだまだ強いと認識させられました。荒尾選手も3強に恥じないランキングと言えましょう。そして若井選手が素晴らしい。船橋勢が移籍してから生粋の川口勢が地元ナンバーワンになったのは初めてです。若井選手はテクニックはもちろん、ハートも強い選手で、どんなレースでも連対率が高いです。ぜひ来期も頑張って頂きたい。

この他、最近あった明るいニュースとして、7/22の伊勢崎ナイターの第7レースにて、池田政和選手が史上28人目となる1,000勝を達成し、そして8/20の飯塚ミッドナイトの第8レースでは篠原睦選手が史上29人目となる1000勝を達成しました。
1000勝ってすごい事ですよね。お二人ともまだまだ第一線で活躍されている選手です。これからもっと記録を更新して頂きたいです。

最後に、ちょっと心配なのはコロナの感染拡大ですね。そのため選手の斡旋も大変になっています。
今では変異株の威力が軽減され、またワクチン接種も進んでおり一部専門家の間では「もうコロナはただの風邪」という見解もあります。
しかし、保健所の指導に基づき適切に対応することが第一ですので、感染者が出た場合は、それなりの対処は致し方ないことです。何はともあれこれ以上、感染者が増えないことを祈ります。

【吉田修叶】
○後期ランキングについて
飯塚、山陽の担当記者としても、西地区の選手がどうなったか気になるところ。
荒尾聡選手の飯塚1位は順当な結果に。そして山陽1位は丹村飛竜選手
こちらは3月に10連勝を達成。10連勝達成時には取材に入り、プレッシャーがかかる中で大記録を達成した丹村飛選手の強さを改めて感じることができました。
近況は苦戦している印象ですがしっかりと立て直して、今後の活躍にも期待したいところです。

○山陽ミッドナイトで2日間ずつのトーナメント形式の開催
8月2日から5日まで行われた山陽ミッドでは、今までの4日間開催とは違い、2日間ずつに分けての開催が行われました。初日から1着勝負の勝ち上がり方式で、勝ち上がった6名が2日目の優勝戦に進出。
連日取材に入りましたが、前検日に勝ち上がりを聞き困惑している様子の選手もいて、こちらも新鮮な感じがしました。

結果としては、吉松憲治選手が2日目の優勝の勢いそのままに、連続優勝を決める活躍。
今回は同じ選手が優勝する形となりましたが、9月7日からの山陽ミッド4日間開催でも同様の勝ち上がりシステムとなっているので、ぜひご注目ください。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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