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山陽G1令和グランドチャンピオンカップ振り返り


【青山博亮】初日から重ハン勢が追い上げに苦戦となり、前残り決着が目立った今回の令和グランドチャンピオンカップ。
3日目には有力級の永井選手が落因、岩崎選手が他落により戦線離脱との波乱もありましたが、優勝候補筆頭に推された鈴木圭選手は予選から圧巻のレースを披露し4連勝で優勝戦に進出。

優勝戦メンバーは以下のようになりました。
①田中 正樹 10
②山際 真介 10
③人見 剛志 10
④平田 雅崇 10
⑤丹村 飛竜 10
⑥松尾 啓史 10
⑦若井 友和 10
⑧鈴木圭一郎 10

地元からは人見選手、丹村飛選手、松尾啓選手の3名が優出。
内枠2車の田中正選手、山際選手はG1初制覇をかけての1戦。そして何と言っても鈴木圭選手の完全Vに大きな支持が集まりました。

レースは2枠の山際選手がトップスタートを決め、4枠の平田選手が2番手に続く。
好スタート決めた平田選手が2周1Cでインから抜け出すと、終盤は猛追見せる鈴木圭選手との一騎打ちに。
ゴール前では鈴木圭選手が外から車を伸ばすも、僅差で振り切った平田選手が久々のG1制覇

今年は3月の山陽ミッドナイトで久々の優勝を飾ると、再び山陽走路で約15年ぶりのG1制覇となった平田選手。

少し前に話を伺った時には「以前はパーツに頼り過ぎていた部分があったけれど、最近は整備の方向性を変えてそれが良い方にいっているのかも」との話も聞かれ、まさに本人も話す通り近年まれにみるほどの好リズム。
久々のG1制覇の勢いで、直後に控えた地元のオールスターでは自身SG初制覇を狙いたいところでしょう。

レースデータ提供:公益財団法人JKA
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